キシナウなう
2月11日に成田を出発、イスタンブールで乗り継いで、2月12日の午前中にモルドバの首都であるキシナウ(キシニョフ)に到着。
わかってはいたけどかなり寒い…。気温は氷点下。
予想通り、かなり簡素な空港です。宮古島空港の方がでかいなこりゃ。
日本円は両替できないので、持ってきたユーロを少しだけ両替します。
1モルドバレイ=5.6円
モルドバはウクライナとルーマニアの間です。
町なかに行くためのバスを探すと、空港の外のはじっこに小さな古いミニバスが待機していました。料金はひとり3レイ。てことはだいたい17円。
いくらなんでも安すぎじゃないか⁉運転手さんのお給料が心配になります。
バスは、やたらと広い国道を走って町へと向かいます。
道の広さのわりには交通量は多くありません。高い建物もなく、葉が落ちた木々と雪が視界のほとんどであるような道をゆきます。
そんな景色のなかで、途中で降りたり乗ってきたりする乗客たちを見ていると、ずいぶん遠くまで来てしまったことよ……となんだかしみじみしてしまいます。
しばらく走ると、少しずつ高い建物が増えてきました。
けっこう立派なショッピングモールもあります。名前はモール・ドバ。
ダジャレ……。
ときどき日本料理屋らしき看板もいくつか発見。こんなところにまで日本食が来ているのかと思うとなんだかうれしいですね。
そしていよいよ町なかのバス停に到着。
まずは日本から予約した宿を探します。
私たちはネットはWi-Fiだけでやっていくので、こういうときにGoogleマップが見れません。
なので、オフラインでも見られる地図アプリ、MAPS.MEを使います。このアプリには、旅行中ずっとお世話になってました。
看板も何も出ていないのでかなり苦労して見つけた宿は、こぎれいなちょっと広めのビジネスホテルくらいの広さ。
まぁまぁ快適そうです。2人で2泊分の料金が900レイ(約5040円)。
バスが17円だったことを思うと、ますます運転手さんのお給料が心配になります。
キシナウの街とごはん
豪快です。
気温がマイナスなので、道で肉をそのまま売ってても問題ありません。
市場は世界中どこに行っても、わくわくする場所。
たくさんのお惣菜、漬物などがここでも豪快に売られています。
市場の近くの建物の地下に、いろんなお惣菜を選んで食べられるお店があったので、そこで昼食をとることにしました。
肉団子と炊き込みご飯的な。
食べたらだいたい想像通りの味でした。うまい。
こっちはなんだかよくわからないヨーグルトソースがけ、ビーツと豆のサラダとなんだかよくわかんない甘いお茶。
水餃子的なものを想像して注文したんですが、中身はなんとも言えない味のチーズだけが入っていて、大量に食べるとなんだか胸やけが…。
全部で91レイ(510円)
モルドバは本当に美女が多かった。
昼食を終え再び散歩。寒い。寒すぎる。あったかいお茶であったまったはずの体が急速に冷えていきます。と思ったらもっと寒そうな人発見。
寒空の下の結婚式。
おめでとうございます。
そういえばモルドバには美女が多いと聞いていたけれど、それは本当でした。散歩の途中、ハッと息を飲むような、スタイルも顔も抜群の美女を何度も見かけました。
私の彼氏などは一度女性と狭い道ですれ違ったとき、あまりにその女性が美しかったので思わずさっと体をひいてしまった、と言ってました。
男に畏敬の念を抱かせるほどの美女が普通に歩いてます。
それにしても、ちんちくりんの私とモルドバ美女は、こち亀の両さんと麗子くらい頭身が違うんですけど。
あれデフォルメじゃなかったの?
両さんと麗子。これが同じ人類のメスだとは、生物の多様性には驚かされるばかりです。
両さんに生まれついたものとして心を強く持って生きていかなければ……。
こんなに美女が多いモルドバですが、貧しい国であるため、人身売買で他国に売られていく女性も多いと聞きました。
日本で「ロシア人」と言ってる人の多くはモルドバ人だという噂も…。
凱旋門(?)
歩けども景色が寒々しい…。5月にくれば木々も青々として、何もなくてもそれなりに気持ちのいい風景になるのではと思うんですが…。
旅行はやっぱり時期も大事ですね。どの季節に行くかによってかなりその街の印象が変わってしまいます。
これからしばらく寒さとの戦いになるかと思うと、寒いのが苦手なわたしはだいぶ心が重いです。
コメント
…本当に「モール・ドバ」って名前だったんですか?
本当です!笑
「Mall dova」だったかな?けっこう大きなショッピングモールでした。
Nagiさんは英語できてほんとうらやましいです!英語ができたらどんなに旅行が楽になることか…。じゃあ勉強しろよって話なんですけどね…。
英語、できないです。使ったことないんです。実は。昔の杉田玄白とかああいう人たちが、本物のオランダ人と一回も会うことなく「解体新書」を訳さねばならなかった時は、きっとこういう気持ちだったんだろうなとか思いながら、いつも翻訳しています。「モルドバ」関連のだじゃれなら私もひとつ思いついたのですが、もし同じのを使う予定があったらまずいので、紹介は控えることにします。
…人の旅行の話を読むのは自分も一緒に旅行にしてるみたいで楽しいです。ではまたいずれ。
歌の翻訳ができるなら、トラベル英会話くらいどってことないですよ絶対!
ダジャレ、もう出てこないです。笑
まだブログを書くということに慣れていないので、旅行記ならしばらくネタ切れせず書く練習にもなるかなーと思って始めてみました。最後までがんばって書きます!笑
ではではまた~。
…そうでしたか。きっとホテルの天井がドバドバ漏るのだろうと思っていました。ぼんぼやーじゅ。
(・∀・)
道端で生肉が売られているなんてびっくりですね。
ちょっとカルチャーショックです。笑
ヨーロッパは一度行ってみたいところなので旅行記楽しみにしてます!
ありがとうございます!
旅行記書き始めてみたものの、どういうスタンスで書けばいいのか定まらず苦戦しています…。
れんこん丸さんの言葉を励みにがんばります‼