「大人エレベーター」とは
サッポロ生ビール黒ラベルのCMです。
各階に応じた年齢の人に出会える「大人エレベーター」に妻夫木聡さんが乗って、
「大人とは?」
「人生とは?」
など、いろんな「大人」たちにいろんな質問を投げかけています。
わたしはこのCMのシリーズがけっこう好きで、毎回楽しみに観ています。
今出ている星野源は、28人目みたいですね。
参考にしたサイトはこちら。
大人エレベーター歴代名言集│最新作は星野源登場!!妻夫木聡のCM
その28人のなかでも、わたしが一番納得した答え、
というかもうこれが最適解!
と、印象に残っているものがあります。
「大人とは?」リリー・フランキーの答え
作家や俳優など、多才なリリー・フランキーさん。
おでんくんの作者でもありますね。
うちになぜかいました、おでんくん。
なんでだろ。
そのリリーさんの答えです。
大人とは?
大人みたいなものって、子供の想像の産物っていうか……だってちゃんとしてるはずだったもん、俺の想像の大人は。
ほんとこれ。
現実には存在しない、幻の生き物なんですよね大人って!!
さすがリリーさん。
みんなそれぞれが、それぞれの、
想像上の「大人」になろうと努力したり、そんなのムリだよ、ってあきらめたりしながら生きてるんじゃないかなあ。と、思うわけです。
で、これをふまえてほかの人の答えを見ていくとおもしろいです。
大人は「子供の想像上の産物」だから、定義も人それぞれ
- 「迷い続けていく存在」(竹中直人)
- 「いろんなことを飲み込んで生きていける人」(中田英寿)
こうやって素直に定義してる人は、まじめな人なんだろうなぁと思います。
自分の「想像」に忠実というか。
素直。
- 「わからないっすよ。大人に見えますか?」(中村勘三郎)
竹中直人さん言うところの「迷い続けていく存在」そのものですね。
でも、たいがいの人は同じように思ってるんじゃないかなあ。
やはり現実に存在しないものだから、わからないですよねそりゃあ。
- 「大人の代表は親父ですから…」(char)
「子供の想像上の産物」のモデルになるのは親父!
これもまたなんともわかりやすく、素直な答えです。
- 若いとき、いろんな名誉とかお金とかに異常な興味を示した自分が「本当に嫌だった」って思うときに、少しは大人になったなって。(北野武)
たけしさんにとって「大人」とは、「私欲のない人」ってことなんでしょうか。
わたしのまわりの年配者からも、同じような話を聞くことが多い気がします。
歳をかさねて残された時間がリアルに感じられるようになってくると、自分のことより残される人たちのことを考えるようになるんですかね……。
- なんか蜃気楼みたいだよね。成長すればするほど先に進んじゃっていつまでもつかめない。(星野源)
蜃気楼……。
星野源さんの回、見ててこっぱずかしくなってくるのはわたしだけでしょうか。
番外編・高田純次
大人とは?
「責任をとれる人のことかな……
俺はとんないけどね。ハハハッ!」
さすが、期待を裏切りません。
番外編2・所ジョージ
天才はいますか?
「やめないだけなの
はじめからいいものなんてできないよ
だから、やり続けていればいいわけ」
所さんにさらりと言われるとなんかぐっときます。
わたしもブログがんばって続けよう!
大人エレベーター、あったら絶対飲みに行くんだけどなあ。
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