桐生なら都内からサクッと行けんじゃね⁉という思いつきのもと、行ってみました桐生競艇場!
交通費も往復5000円くらいですむので、宿泊代と合わせても10,000円くらいで行けちゃうんですね。
この日(2018/8/4)はレディースチャンピオンの準優勝戦で、なにやらイベントも盛りだくさん。
さらに、わたしは新桐生駅に着いてから知ったんですが、桐生八木節祭りというお祭りが開催中で、ブルーインパルスが競艇場からも観れるらしいとのこと。
なんだか書きたいことがたくさんありすぎて記事が長くなってしまったので、記事は2つにわけました。
桐生競艇場の特徴
全国の競艇場で最北に位置し、さらに標高115mと全国のレース場で最も高い水面。
淡水の阿左美沼東貯水池をコースとして使用しています。
冬から春にかけては「赤城おろし」と呼ばれる強い風が吹いて水面が荒れることが多いので、それに慣れた地元勢の選手にとって有利になりやすく、夏は比較的穏やかな水面で、まくりがききやすくなります。
夏は昼夜の気温差が大きくエンジンの調整が必要なので、それも地元選手に有利にはたらくと言われていますが…
今年(2018年)のような異常な猛暑の場合はどうなんでしょうね??
①コースの勝率は全国では平均よりちょい低め。
注目したいのは④⑤コースです。
④⑤コースの1着率、3連対率はともに全国でもトップクラスで、ここ一年(2017/8/30~2018/7/31)では④コースの1着率は③コースよりも高くなっています。
④⑤コースにスタートの早い選手、桐生での勝率が高い選手が入った場合には要注意です。
桐生競艇場の中の様子
大きくてきれいな入り口!
期待が高まります。
1階
入り口を入ってすぐ撮影スポットが。
ボートに乗ってドラキリュウくんと写真が撮れます。
外向発売所(ドラショップ)を抜けて南ウイング1階へ。
まず感じたのは、施設がとてもきれい!
写真だと暗くなっちゃってわからないんですが、オレンジ色の床と黄色い長椅子で明るい雰囲気です。
1階一般席にあるのは簡易的な細長い椅子ですが、見た目よりも意外と座りやすくていいです。
そして、水面が目線の高さに近い感じがして臨場感があります!
1階の中央には大きなフードコート。
ショッピングセンターのフードコートみたいで、とにかくきれいで席数も多く賑わっています。
フードコートの一角にまたもや撮影スポットがあったので、乗ってみました。
ピンクリボンキャンペーンでピンク色のカワイイ艇。
わたしはここ一年ぐらいボルダリングをやってるんですが、あらためて自分を見ると肩回りと腕がちょっとがっしりしてる気が……。
このピンク色の艇におじさんたちがけっこう乗っていて、ピースサインで写真撮ってたりするのがなんだが微笑ましかったです。
2階
2階はキャッシュレスエリアと、有料席エリアになります。
ここは、「DK(ドラキリュウ)カード」というチャージ式のカードでのみ舟券が買えるエリアです。
現金では買えません。
1日を通して、1階よりもすいてました。
ちなみに1階ではどちらでも買えます。
キャッシュレスって確かに便利だと思うんですが、当たったときに現金が直に返ってこないっていうのもそれはそれでさみしいような…。
【追記】↑こんなこと言ってた頃が懐かしい!今ではがっつりテレボートで購入しております。
>>舟券買うならテレボート一択。マークシート派の人は損してるかも?
でもここ、当たり舟券を換金すると機械から音楽が流れて「おめでとうございまーす!」といちいち音声が流れるのがむずがゆかったです。
わたしが換金したのは少額なのでなんだか恥ずかしい……。
キャッシュレスエリア一般席。
この椅子と椅子のあいだにテーブルとドリンクホルダーがあるのいいですね!
この一般席の下、一番前の囲いのある席は「わいわいシート」となっていて、グループ6人まで利用できる座敷席です。
この日は、わたしたちはプライベートシートで観戦。
プライベートシートは1,000円で、ワンドリンクがつきます。
席にはモニターはついていませんが、場内にモニターがたくさんあるので不便は感じませんでした。
ちょっと席と席の感覚が狭い感じがするかも?
わたしの席はちょうど1マークの前のところで、眺めは最高でした!
遠くに山並みが見えるのも気持ちいいですね~!
スタンド、その他
スタンドはかなり広いように感じられます。
こちらは外向発売所の方のスタンドで古い感じ。
そしてこちらは新しい南ウイングの方のスタンド。
外観もきれいだしおしゃれな感じ!
都内の4場のどこよりも明るい雰囲気のある競艇場です。
スタンドがちょうど日陰になっているのもありがたい……。
東京よりも体感温度は涼しく感じられるような気がします。
ピットから2マークまでの距離が165mと全国的にみても長い桐生ですが、こうして見るとたしかに……ピットがずいぶん遠いですね。
逆に1マークはスタンドから近い感じがして臨場感たっぷり。
水面が目線の高さに近くて迫力があります。
そしてやっぱり指定席より外で観た方が楽しい。。。
モーター音が聞こえた方がいいんですよねぇ。
とにかく景色が気持ちいい!
さすがレディースチャンピオンの準優勝戦、横断幕もたくさん出てました。
そしてそして、レースとは関係ないんですが、桐生八木節祭りで夕方から行われたブルーインパルス、競艇場からもバッチリ見えました!
南の方角から、いきなりビュオーーーーと高速で飛んできた飛行機6機!
これだけですでにカッコイイ。
空を舞う6機の飛行機に合わせるように、水面では6艇が練習。
飛行機と船のコラボにテンションが上がります。
ここからだとちょっとわかりづいらいけど、2機の飛行機によるハート!
このあともいくつかのワザを披露したあと、6機は来たときと同じようにそろってビュオーーーーーと今度は南東の方角へと消えていったのでした。
あっという間だったけど、いいモノ見させてもらいました!
1階一般席裏のガーデンテラスでは、常になにかのイベントをやってました。
真ん中の方はボートレースアンバサダーの植木通彦さん。
最近競艇ファンになったわたしはあとで調べて知ったんですが、この方は年間最高獲得賞金の記録保持者なんですね!
その額2億8,393万円 。
すげぇ。
過去に桐生競艇場で転覆した際、後続艇のプロペラに顔面を切り刻まれ全治5か月の傷を負いながらも、ふたたび桐生競艇場で復帰戦を果たしたとのこと。
「不死鳥」 と呼ばれるものすごい選手だったんですね……。
そしてこちらはイベント会場へと向かう、競艇の社会貢献活動PRキャラクター、アザラシのていちゃん(奥)とれいちゃん(手前)
暑いのにご苦労様です……。
てか後ろから見ると、ただの下半身にしか見えない……。
どこの競艇場でもなにかしらイベントをやってたりしますが、桐生はイベント会場が1階一般席の真裏で、さくっと行きやすい場所にあったのがよかったです。
桐生競艇場の感想
今回はちょっとイベントなどいろいろ盛りだくさんで記事が長くなってしまったので、2記事にわけました。
食事や、「ビール引換券」が必要なビール購入についてはこちらの記事をどうぞ。
桐生競艇場の内装は、明るくて楽しくなるような色使いとデザインで、いい意味で競艇場っぽくなくて驚きました!
ここを知ったあとでは、都内で最大の戸田競艇場も、ただ大きくて広いだけの味気ない施設に思えてしまいます…。
それくらい、デザインがよくて楽しい気分になる桐生競艇場。
水面のむこうに見える山並みと、広い空をのんびり眺めるだけでもかなり気分がいいです。
やっぱ旅打ちサイコー!と思わせてくれるいい競艇場でした。
場内に関するほかの記事はこちら。
桐生観光に関する記事はこちらです。
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