旅打ちで桐生に行った2日間、初日は競艇をして2日目は観光をすることにしました。
レンタカーを借りて赤城山へ。
冬の桐生競艇場名物「赤城おろし」で有名な赤城山です。
てか「赤城おろし」とはなんぞや?
Wikipediaさんによると…
「赤城おろし」とは、冬に群馬県中央部(赤城山)から東南部にかけて北から吹く乾燥した冷たい強風をさす。
大陸のシベリア高気圧から日本列島に向けて吹いてきた風は、群馬・新潟県境の山岳地帯にぶつかることで上昇気流となり、日本海側に大雪を降らせる。山を越えた風は水蒸気を失っているので、非常に乾いた冷たい風となって吹き降ろす。これが赤城颪の要因である。
とのこと。
冬にはこの赤城おろしが2マークから1マークにかけて吹いてかなり水面が荒れるので、荒れた水面が得意な選手や地元選手に有利になると言われています。
そんな赤城山ってどんなとこ~と思って行ってみると、めちゃめちゃきれいでいいとこだったので、紹介したいと思います!
群馬県に「赤城神社」はたくさんある!
赤城山にある赤城神社に行こうとナビを見ると、「赤城神社」と名の付く神社が群馬県にはたくさんあるということを、初めて知りました。
その数なんと118社。
そのなかでも今回は、関東地方を中心にに300社以上ある「赤城神社」の本宮と推測されている「三夜沢(みよさわ)赤城神社」と、「大洞赤城神社」に行ってみました。
まずは「三夜沢赤城神社」から。
うっそうとした木々に囲まれて、入り口からかなりいい雰囲気です。
手水舎(ちょうずや、てみずや)が池の中に建てられているのも、清涼感があってとてもいい。
参拝者はちらほら、といった程度でした。
ひっそりとしたたたずまいに雰囲気のある神社でいい感じなんですけどね。
おバカなわたしは「神代文字」って知りませんでした。
漢字が伝わる前に、すでに日本には文字があった。ってことらしいです。
なんかハングルと似てますが関係あるんでしょうか??
「神代文字の碑」
上の方にうっすらと見えますかね?
神代文字については、その存在に対して否定的な立場の研究者も多いそうです。
ふむ。ひとつ賢くなりました。
丈高い木々を背負った古い拝殿は歴史を感じさせます。
聞いたことのない蝉の鳴き声と、山鳩の鳴き声だけが響くしずかな境内。参拝客はそう多くなさそうですが、とてもいい雰囲気の神社でした。
もうひとつ行った「大洞赤城神社」はのちほど紹介します。
赤城山をのぼって大沼と大洞赤城神社へ
「三夜沢赤城神社」から、くねくねと長い山道を登り続け、赤城山の山頂にあるカルデラ湖、「大沼」にやってきました。
いかにもニッポンの観光地!といった風情の飲食店とみやげ物屋たち。
その先に見える湖に期待がふくらみます。
まずはその前に昼食を。
「お切込みうどん」ってあんまり聞かないけどなんだろ?と思ったら、うどんとの違いは、
①麺に塩をくわえないこと
②幅広の麺を生麺のまま野菜などといっしょに煮込む
というこの2点みたいです。
と言いつつ、わたしたちが食べたのはお蕎麦。
だって暑いんだもん。
切り方が実に雑なお蕎麦でしたが、それはそれ。
お店のおばちゃんがとても感じがよかったのと、おみやげで売っている「とうがらし梅茶」を出してくれたんですが、それがおいしかったので良しです。
わかさぎのフライも食べました。
大沼では冬になるとワカサギ釣りができるそうです。
そういえばワカサギってほとんど食べたことないかも…。
今は旬ではないんでしょうけど。
ワタの苦みがおいしかったです。
腹ごしらえを終え、大沼へ。
何年ぶりかにスワンボートに乗ってみることに。
ひー。最高。
夏休み感はんぱない。
遠くに見えるのが大洞赤城神社です。
ん?なにやら橋の上を大名行列的なやつがいる!
なんかのイベント??
と思っていたら彼ら、赤城神社の湖畔から火縄銃を打ち始めました。
つーことで、急いでかけつけるスワンたち(笑)
風でけっこう波があるので、なかなか思った方向に行かなくて大変です。
ずどーーーん!
鉄砲の音が山に響いて迫力があります。
スワンたちを撃たないでね……
そうこうしているうちに、30分はあっというまに終了。
スワンを借りたときは気づかなかったんですが、ボート乗り場に帰ってくると、自分で運転できるモーターボートがあるじゃないか!?
あれでぶいぶい飛ばしたかった……
絵ハガキのような景色。
ボート乗り場から車で2分、さっきスワンボートから見えていた大洞赤城神社にやってきました。
三夜沢赤城神社と違って、ちょっと現代的な雰囲気です。
三夜沢赤城神社もそうでしたが、手水舎のバックに水面が見えるのってなんかいいですね。
きれいで立派な拝殿なんですが……
わたしは三夜沢赤城神社の方が雰囲気があって好きかなぁ。
でも大きな池のほとりにあって、ロケーション的にはかなり最高でした。
競艇場といい、わたしは水辺が好きなんですねー。ていうかみんな好きですよね?水辺。
「赤城おろし」の赤城山、かなり気持ちのいい場所でした!
赤城山へのアクセス
【車】
【車】
- 前橋ICから70分(国道17号→県道4号)
- 赤城ICから60分(国道535号→県道4号)
- 伊勢崎ICから70分(上武道路→県道4号)
赤城山へむかう峠道は、マンガ「イニシャルD」にも登場した有名な道です。
とか言って、わたしはお土産屋さんで「イニシャルD」のクッキーが置いてあるのを見て初めて知りました。
【バス】
- 土日祝日のみ、前橋駅から赤城山への直通バスが一日三往復運行
- 前橋駅北口7番と中央前橋駅から 関越交通バス赤城山方面行き 約60分
- 片道1500円
料金と利便性を考えると、レンタカーを借りた方がいいと思います。
特に2人以上の場合。
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