ボートレース児島は瀬戸内海に面していて、晴れている日の眺めは最高!
岡山県は気候も温暖で晴天の日が多く、過ごしやすい場のひとつだと思います。
岡山駅からだと児島まで片道510円かかっちゃうのがお財布的にはイタイですが……岡山駅前はいろんなお店や飲み屋さんがいっぱいあって、散策するには楽しい街。
東京から行くなら、寝台列車で行くという手もありますよ!
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ボートレース児島の水面特徴
ボートレース児島は瀬戸内海に面しているため、潮位の干満によって水面状況は大きく変化。
潮位は対岸の堤防をチェックすればわかります。
海水に濡れた部分が黒っぽくなっているので、その部分が大きいときは干潮、その部分が消えると満潮です。
- 満潮時:水面にうねりが生じ、その影響でセンターからのまくりが流れやすくなるため、1・2コースが有利な傾向。
- 干潮時:穏やかな水面状況で、まくりなどのスピードを活かしたターンが決まりやすい。
ボートレース児島の場内のようす
ボートレース児島の入場門は無料バスが発着する正門と、第2入場門の2か所。
道路に面した第2入場門は、来場者の少ない一般戦などでは開いてない日もある?っぽいので注意してください。
グレードレースで正門が混雑しているときは、こっちから入るとすいてるかも。
1階
正門から入ると左側が水面、真ん中には3階まで一気にあがれるエスカレーターと階段、右側通路を行くと投票エリアや食堂になります。
入場してすぐ左手は「ガァ~コの部屋」
中ではグッズ販売がされているのと、ボートレースVR体験をやってる日はこちらで。
グッズは他場でも見るものばかりで、児島オリジナルなものはあまりなさそう?でした。
写真撮影の許可はここ「ガァ~コの部屋」ではできず、1階の奥まで進んだところにある「第2警察警備本部警察官詰所」で申請します。
コインロッカーは「ガァ~コの部屋」のすぐ隣にあり、コインがいらないタイプのロッカーで助かります。
外スタンドは、真ん中ゾーンはふつうの席が、1マーク側と2マーク側の端っこにはそれぞれテーブル席があります。
2マーク側には「ガァ~コステージ」があり、YouTube配信や、優勝選手へのインタビューなどがここでおこなわれます。
2マーク側はピットがけっこう近くてイイ。
わたしのショボいカメラでも、ピット内の様子がけっこうよく見えました。
水面はあまり近くはないですが、とにかく瀬戸内海を一望できるという景観の良さは最高です!
1マーク側の水面もけっこう遠い。
でも広々として、波風がなければ回りやすそうな水面ではあります。
投票エリアは古く、若干昭和の雰囲気。
ただ今後ボートレース児島はリニューアルが決まっていて、施設を縮小してコンパクト化、イベントホールやフードコートを設けるとのこと。新しい施設は2026年に完成予定だそうです。
▶倉敷市児島モーターボート競走場スタンド棟施設整備詳細構想 概要版(PDF)
オープニングセレモニーなどがおこなわれるイベントホール。
席がとれなかったとしても、席の外からでもけっこうよく見えます。
1階の食堂は2か所で、焼きそば屋と中華そば屋。どちらも立ち食いかテイクアウトとなってます。
焼きそば(500円)の他には、たこ焼き(450円)・いか天(250円)・フライドポテト(330円)などのおつまみがいろいろ。
わたしは焼きそばを1つ注文したんですが、友人と2人でお店に行ったためにお店のおばちゃんに「2人で食べるの?」と聞かれ、「(お箸の本数のことを聞いてるのかな?)1人ですー」と答えたところ、「ちょっと多めにしといたよ」とのこと。
そういう意味の質問だったとは!開けたら確かに焼きそばがパンパン。笑
おばちゃんの優しさ、おいしくいただきました!!
中華そば屋も、いい感じのおばちゃんたちが切り盛りしています。
メニューは中華そば(600円)・チャーシュー麺(780円)、その他は各種うどん(450円~640円)・いなり寿司(200円)など。
中華そばはあっさり系スープに、西のラーメンと言えば(?)カマボコも載ってます。
個人的にはちょうど良いボリュームと味で、スープも最後まで飲める感じ。わかりやすい特徴があるってわけではないですが、何度来ても飽きずに食べられそうな中華そばです。
2階
2階は、以前はレストラン「サルビア」がありましたが、コロナの影響もあってか閉店していました。
イスとモニターがありましたが、さすがにここには人がいませんでした。
3階
3階は一般席と、2マーク側に女性・カップル席があります。
G1でも一般席はそこそこ空いてました。天気のいい日は気持ちがいいので、外のスタンド席やデッキ席で観る人も多そうです。
水面は見やすいですが、モニターはありません。
2マーク側にある女性・カップル席。
無料のスペースで広々としたテーブルがあり、人気の席です。
4階指定席が有料なのにフリードリンクなし・モニターなし(※タブレットの貸し出しはある)であることを考えると、無料のこのスペースが使えるならこっちで充分、という感じ。
一般席とのあいだに仕切りのパネルがありますが、水面がそこまで見づらいということもなかったです。
投票エリアは広々としてます。
だいたいどこの場にも存在する、病院の待合室みたいなエリア。
喫煙ルームは充実の広さ。
売店は3階には3か所あり、置いてある商品はどこも同じっぽいです。
パン、コーヒー、タバコ、ドリンク、お菓子など。
「なつかしい昭和のおいしさをぜひ!」のコーナーには、高齢者の好きそうな豆菓子や飴がいろいろ。
売れ行きが気になるところです。
3階の食堂は2か所で、1つは1マーク側にある食堂「すずらん」
カレーとラーメンのお店で、特にカレーはトッピングの種類が多く、ボートレース場でここまでカレーに特化したお店も珍しいです。
女性の店長さんはイラストが上手で、お店の入り口には店長さん自作のイラストが。
Twitterでもいろいろ発信をされてます。(@erarin_suzuran)
食券を買った時点で注文は厨房に届いているので、席について自分の番号が呼ばれるのを待つのみ。
わたしは、ビーフカレーとチキンカレーの合いがけ「ダムカレー」(600円)を注文。
ふつうにおいしかったです。
もう1つの食堂は「ナデシコ」
うどん・そば・丼ものなど、ここが一番メニューの種類は豊富です。
値段もリーズナブルでお得感あります。
すずらんの方が人気なのか、こちらはあまり混んでませんでした。
ソースかつ丼ののぼりが外に立っていたので、素直にソースかつ丼(630円)を注文。
すごくコンパクトなトレイに乗って出てきました。
軽い食感のカツで食べやすかったです。
2マーク側の階段のところにはひっそりと、昔の本場の写真などが展示してありました。
昭和30年頃のピット!
こうして昔の写真を展示している場がときどきありますが、じっくり見るとけっこうおもしろいです。
4階
4階は指定席エリア。
4階販売窓口で指定席券を購入して入場します。
一般席よりも見晴らしはよく、島影もターン時の攻防もよく見えます。
指定席内のようすについては以下の記事で詳しくレポートしてます。
5階
5階は、有料会員のみが入場できるロイヤルルーム。
ロイヤルルームへの入り口は、1階イベントホールの裏(1マーク側)にあります。
ちなみに、2マーク側には会員専用の駐車場がありました。
ロイヤルルーム会員の年会費は12万円で、会員1名につき同伴者3名まで入室できるそうです。(同伴者の入室料は1名1,000円)
本場の外1マーク側から水面を見てみた
オープニングセレモニーの整理券をもらうため本場に早く到着して開門まで暇だったので、本場の外の1マーク側奥に行ってみました。
外から本場と水面全体がきれいにみわたせます。
ターンマークがどれだけ曲がっているかもよくわかる。
そして、続々と水面に出てくる選手たちを一人で眺めるのは楽しい。
開門前に選手が見れると、なんだか得した気分になれます。
ちなみに、児島駅から徒歩5分の児島観光港から出ている瀬戸大橋周遊観光船に乗ると、ボートレース児島のスタンドが海側から見れますよ。笑
ボートレース児島へのアクセス
ボートレース児島へは、以下の駅から無料バスが出ています。
- 児島駅
- 倉敷駅
- 総社市役所前
- 天満屋バスセンター
- 金光駅(新倉敷経由)
- 福山駅南口郵便局前
児島駅周辺にはホテルがほとんどないため、旅打ちの人は岡山駅か倉敷駅周辺に宿をとることになると思います。
岡山駅から児島駅までは快速マリンライナーで約20~30分。(自由席・510円)
児島駅からは無料バスで行けます。
無料バスは児島駅西出口の5番から。駅を出たらヤマダ電機がある方へ向かうとバス停があります。
倉敷駅から行く場合は、倉敷駅南口7番乗り場から本場行きのバスが出ています。所要時間は50分ほど。
岡山駅から電車で行った場合は往復で1,020円かかってしまいますが、倉敷駅からだと時間はかかるものの無料で行けます。
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