わたしたちの旅打ちのコンセプトは、「競艇だけじゃなく観光も楽しむこと」
てことで以前、ボートレース三国に行ったついでに永平寺にも行って、お寺のようすやごま豆腐のおいしさに感動しました。
そして今回は、ボートレースびわこに行くついでに比叡山延暦寺に行ってみることに。
旅程は一泊二日で、一日目に滋賀についたその足で延暦寺に向かい、二日目に競艇です。
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日本最長のケーブルカー「坂本ケーブル」で延暦寺へ
わたしたちは、京都から湖西線で比叡山坂本駅へ。
そこから坂本ケーブルの坂本駅までバスが出ていますが、わたしたちは歩いて行きました。
駅までの道はずっと上り坂で、歩くと20分ほどかかります。
道にずどーんと鳥居が建ってるこの感じ、桐生に旅打ちに行ったときにも見たなぁ。
赤城山に行く途中に。
このあたり一帯はお寺がたくさん!
地図を見ていて不思議に思ったのが、○○寺ではなく、○○院と「院」がつくお寺ばかり。
そういえば「寺」と「院」の違いってなんだ??
と思って調べてみると、
簡単なイメージとしては「寺」というのは、仏像を安置するお堂があって、仏事が勤められている宗教施設といった感じです。
「院」というのは、「寺」の中にある建物で人(僧侶)が生活することができる施設といったイメージです。
ふむ…。
「寺」が会社とすれば、「院」は住み込みで働ける職場ってイメージですかね??
「比叡山中学校」
なんか強そう。
土曜日でしたが、体育館からは部活動にはげむ生徒たちの元気な声が聞こえてきました。
比叡山高校の生徒たちのすてきな通学路。
中学生も高校生も、すれ違うときに誰もが「こんにちはー」とさわやかにあいさつをしてくれて、とても気持ちがよかったです。
ようやくケーブルのりばに到着。
ケーブルカーは、00分と30分の1時間に2本の運行。
往復1620円です。
ケーブルカーには珍しく、「ほうらい丘」と「もたて山」という中間駅があります。
この二つの駅は通常通過してしまうので、降りてみたい人は事前に係員に伝えておきましょう。
ヨーロピアン調のおしゃれな車両。
行きは「福」号、帰りは「縁」号という名前の車両です。
乗車時間は10分。
緑の中をゆっくりと進んでいきます。
晴れていれば、眼下に広がる街と琵琶湖が眺められるはずだったんですが……
雲におおわれ、かすんでぼんやりとしか見えず残念!
駅に着くと、さらにモヤってます。
気温も下よりは低いです。
「延暦寺」っていうひとつの建物があるわけじゃなかった
本来ならここから、青い空と青い湖面が望めるんですねー。。。
ぐぬぅ……無念!
しかしこれはこれでなんとも言えない雰囲気……。
天狗でも出てきそう。
この案内板を見たお客さんの反応を見ていると、わたしも含めてほとんどの人が勘違していたんじゃないか?
と思ったんですが……
「延暦寺」っていうひとつの建物があるわけじゃないんですね!!
比叡山のなかの、めっちゃ広い境内に点在するたくさんのお堂の総称を「延暦寺」っていうんですね。
はー。無知ですんません。
山内は地域別に、東を「東塔(とうどう)」、西を「西塔(さいとう)」、北を「横川(よかわ)」の三つにわかれていて、それぞれに本堂があり、わたしたちがこれから行こうとしているのは東塔である、ということをここへ来て初めて知ったのでした。
延暦寺の敷地はとても広く階段も多いので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
え?なにこの建物??と思ったら、これが「根本中堂」でした。
延暦寺の総本堂らしいんですが……修理中うううううう
根本中堂自体が、すっぽりと建物のなかに入ってる感じ。
相当傷みが激しいんでしょうか。
完全に修理が終わるまで、かなりの年数を必要としそうですねこれは…。
根本中堂の向かい側、階段の上にあるのが「文殊楼」
とにかくこんな階段や坂が多い!
文殊楼の中に入って2階にのぼれますが、ここもまた梯子のような急な階段です。
とにかく坂道と階段。
つくとハッピーになれるという鐘。
一回50円。
この日は天気が悪かったからか、連休中にも関わらずお客さんは少なめでした。
まぁこれはこれで、おごそかな感じがしていいですね。
ってかわたしとしては競艇場に行く日に晴れてほしいので、それを願って鐘をついておきました。
延暦寺(寺社勢力)と織田信長については、以前読んだこの本がとてもおもしろかったですけど……
内容全然覚えてない。読みかえそ。
帰りは京急電鉄石山坂本線「坂本比叡山口」から「びわ湖浜大津へ」
三国競艇場に行ったときも芦原温泉で見かけた「ちはやふる」がここにも。
大津は「かるたの聖地」なんだそうです。
4両編成で、途中は市街地を走る路面電車。
福井や岡山など、路面電車って意外といろんなとこにあるんですねー。
旅打ちをしたことによって得られた発見のひとつです。
旅打ちの「ついで」の観光がいい
あくまでメインは競艇で、そのついでに観光っていうのはとても気楽でいいです。
観光をがんばりすぎなくていいというか。
行きたくても行けなかった場所があっても、「また今度旅打ちしに来るかもしれないし、そのときに行けばいーや」
と思えるのがいい。
逆に、そんなに強く行きたいと思っていなかった場所に行くことになるのもまた楽しい。
自分が「行きたい場所」じゃなくて「競艇場がある場所」に行く、という制約が、ふだんの旅行とはまた違った楽しさを生んでいるような気がします。
これでプラス収支で終われば完璧なんですけどねぇ~~~。
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