大阪はかつて、荷物の運搬や移動のために、網の目のように堀川(人口の川)がめぐらされていた「水の都」
考えてみれば大阪には「心斎橋」「四ツ橋」「淀屋橋」など橋がつく地名が多いのは、昔は堀川がたくさんあって橋もたくさんかかってたからなんですね。
それらの堀川は、戦後のガレキ処理や都市再生、公害などを理由に埋め立てられたり暗渠になったりして、いま残っているのは東横堀川・道頓堀川のみだそうです。
今回乗船した水上バスのアクアライナーは、大阪城天守閣から一番近い港である大阪城港を出発、大川(旧淀川)にかかる天満橋・天神橋・難波橋などたくさんの橋をくぐって、淀屋橋でUターンしてもどってくるというコース。
いつもと違う視点から街の風景を観ると、「水の都」だった大阪が少し感じられる気がして楽しかったです。
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大阪の水上バスの主な定期船
大阪には定期便・期間限定便あわせて水上バスがたくさんあり、通年運航している最もポピュラーな船がアクアライナー。
以下に、主な定期船をまとめました。
- アクアライナー:大阪の名所旧跡を約40分でめぐる
- サンタマリア:大阪港内を約45分でめぐる帆船型観光船
- アクアmini(定期便・期間限定):大阪城~道頓堀を片道40分で行き来する
- 中之島リバークルーズ(7月1日~12月24日までの期間の土日祝):リムジンボートで中之島西エリアのライトアップされた美しい景色を楽しめるラグジュアリーなクルーズ
- 大阪ワンダークルーズ:バスとクルーズ2日間乗り放題・乗降自由。道頓堀から大川を結ぶ1日5便
- 黄金の和船 大阪城御座船:天守閣を内濠(堀)から見れる
- とんぼりリバークルーズ:クルーの元気な案内で川から道頓堀を満喫できる
- 落語家と行く なにわ探検クルーズ:落語家が水の都・大阪の街を案内
- キャプテンライン:ユニバーサルシティポートと海遊館西はとばを片道10分で行き来できる。海遊館・大観覧車・ホテルでの飲食割引など特典あり
- 大阪ダックツアー:陸上45分+大阪城や造幣局を眺めるクルージング30分のツアー
アクアライナーの運航日・運航時刻
アクアライナーの運航日は、通年運航で冬季の特定運休日を除けば基本的には毎日運航。
出航時刻は、10:15/11:00/11:45/12:30/13:15/14:00/14:45/15:30/16:15 で1日9便です。
アクアライナーのチケット予約
アクアライナーのチケットは当日乗り場で購入するほかに、大阪水上バス公式サイト・じゃらんnetから予約購入でき、それぞれの料金は以下のとおり。
個人は2か月前の月初めから、団体は3か月前の月初めから予約できます。
- 当日券:1,600円(大阪メトロ1日乗車券提示で1割引の1,440円)
- 大阪水上バス公式サイトからのWeb予約:1割引の1,440円
- じゃらんnet:2名以上の場合クーポン利用で合計金額から400~1,600円割引
2名で予約する場合に最もお得なのは、じゃらんnetでクーポンを利用して予約すると1人あたり1,400円。
1名だとクーポンが使えないので1,600円になりますが、じゃらん期間限定ポイントがある人はじゃらんnetで予約してしまうというのもアリです。
▶大阪水上バス公式サイトからのWeb予約
▶じゃらんnetでの予約
アクアライナーの乗り場
アクアライナーの乗り場は大阪城の近くで、以下のいずれかの駅から歩いてすぐのところにあります。
- JR「大阪城公園駅」下車、徒歩約3分(大阪城ホール前の噴水・川側)
- 京阪電車「京橋駅」またはJR「京橋駅」下車、徒歩約10分〜15分
- Osaka Metro長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」下車、徒歩約5分
2023年にリニューアルしたばかりとのことで、きれいなチケット売り場。
中ではおみやげ物なども売っていました。後ろにそびえたっているのはホテルニューオータニ大阪です。
Webで予約をした人も、一度こちらの窓口で予約番号を提示して紙のチケットを発行してもらいます。
このときに、スタッフが自動的に座席をうまく割り振ってくれるっぽいです。
チケット売り場のすぐ裏が乗り場。
ちなみに、乗り場にはアクアminiも停泊していたんですが、写真で見て想像していた以上に簡素な船でびっくり。笑
この船で定員は何人なんでしょうか…。
大川を40分周遊。快適な船内から大阪の街なみを眺める
アクアライナーは、デッキには出れないタイプのフェリー。
ふだんなら外の風が感じられず残念……と思うところですが、この酷暑でフェリーのスピードもゆっくりとなると、完全室内で問題なしです。笑
冷暖房完備できれいな船内。
2~3人がけの席と、向かい合った4~5人がけの席があります。座席指定はスタッフの人がうまくやってくれるようで、わたしは1人で2~3人がけの席の窓側になりました。
柱がちょっとジャマだけどしょうがない。
わたしはフェリーの進行方向に向かって左側の席でしたが、アクアライナーは同じコースをぐるっとまわって帰るので、反対側の景色は帰りにちゃんと見れるから安心。
車内販売もあって、アルコール含むドリンク類やお菓子などが買えます。
夏休みだからか家族連れが多く、わたしの隣には誰も来なくてのんびり快適でした。
フェリーはゆっくりと出発し、すぐに見えてきた大阪城のトンネル。
大阪城でつくられた武器を船に乗せるのに使われていたそうです。
新鴨野橋の手前で、大阪城がチラリ。
ここから天満橋・淀屋橋・難波橋・天神橋と、いくつもの橋をくぐっていきます。
空を映し出す巨大なこのビルはなんだ~⁉と思いあとで調べたら、大阪マーチャンダイズ・マートビル(OMMビル)という複合ビルでした。
かなり見ごたえある外観です。
そして次は天満橋駅をバックに、八軒家浜船着き場。
橋の四隅にライオンの石像があることから、別名「ライオン橋」と呼ばれる難波橋。(ライオン撮れず)
川沿いにはときどきテラス席を設けたカフェを見かけましたが、大阪っぽくていいな~と思ったのが、フェリーから手を振る親子に全員が全力で手を振り返してくれること。笑
東京だとこんなにみんな全力で応えてくれないんじゃないかなぁと思います。
そうこうしているうちに、あっという間に淀屋橋。
淀屋橋は橋桁がすごく低くてフェリーは通れないのでここでUターン。来たのと同じコースを戻ります。
大阪市中央公会堂、立派でおしゃれ~。
写真ではわかりづらいですが、天満橋の橋の下にはいくつもの風鈴が吊り下げられていて、誰がこんな風流なことを思いついたんじゃ~と感嘆。
船のなかからは音は聞こえませんが、橋の上を行く人には涼し気な風鈴の音が聞こえてることでしょう。
遠くに謎の屋形船を発見。
船体にメリーグリーン号とあるので調べて見ると、「手ぶらでBBQができるグランピング船」とのことでした。
さすが水の都大阪、いろんな船がありますね。
もう一隻、渋めの屋形船も遠くにありました。
こういう、絶対に船からしか見られない角度の景色もなんかいい。
約40分間のシティクルーズ、ゆったりとしていながらも体感としてはあっという間に感じるほど楽しかったです。
暑い時も寒いときも、冷暖房完備の船で快適に過ごせるというのも安心。
大阪は水上バスがほんとにたくさんあるので、ボートレース住之江の開始時間までの暇つぶしにももってこいだと思います。
- アクアライナー:大阪の名所旧跡を約40分でめぐる
- サンタマリア:大阪港内を約45分でめぐる帆船型観光船
- アクアmini(定期便・期間限定):大阪城~道頓堀を片道40分で行き来する
- 中之島リバークルーズ(7月1日~12月24日までの期間の土日祝):リムジンボートで中之島西エリアのライトアップされた美しい景色を楽しめるラグジュアリーなクルーズ
- 大阪ワンダークルーズ:バスとクルーズ2日間乗り放題・乗降自由。道頓堀から大川を結ぶ1日5便
- 黄金の和船 大阪城御座船:天守閣を内濠(堀)から見れる
- とんぼりリバークルーズ:クルーの元気な案内で川から道頓堀を満喫できる
- 落語家と行く なにわ探検クルーズ:落語家が水の都・大阪の街を案内
- キャプテンライン:ユニバーサルシティポートと海遊館西はとばを片道10分で行き来できる。海遊館・大観覧車・ホテルでの飲食割引など特典あり
- 大阪ダックツアー:陸上45分+大阪城や造幣局を眺めるクルージング30分のツアー
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