ハノイからバッチャン村へバスでの行き方。安くてかわいい陶器をゲット!

ベトナム
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ベトナムのおみやげ物のひとつとして有名なバッチャン焼。

物にもよりますが価格は1つ数百円程度から買えてリーズナブルで、見てるとあれこれ欲しくなるくらいかわいいデザインが多いです。

ただ、バッチャン村で作られたものだけがバッチャン焼で、安いお土産屋などでは偽物が売られていることもあるので注意!

確実に本物を買いたいならバッチャン村へ行くのがベストということで、バスでバッチャン村まで行ってみました。

バッチャン村へのツアーもあるようですが、ツアー代金を払うくらいならそれでかわいいバッチャン焼がたくさん買えるので、個人で行くのがおすすめ。アクセスはバスなら安いし簡単です。

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ハノイ旧市街からバッチャン村へのバスでの行き方

旧市街にあるロンビエン・バスターミナルから、バッチャン村へのバスは出ています。

バスターミナルへは旧市街の中心部から徒歩20分ほどです。

バッチャン村行きのバスは47Aで、20分に1本。

E3.2という乗り場から出発します。

ハノイのロンビエン・バスターミナル

このバスはバッチャン村が終点なので、乗り過ごす心配もありません。

バスの車内はこんな感じ。

ハノイのバスの車内

バスには車掌さんが乗っていて、乗車後しばらくすると料金を徴収に来ます。

料金は70,000ドン(約35円)で、所要時間は約1時間と小旅行にはちょうどいい時間。

バイクタクシーで行くと30分程度で行けるものの大体1,000円~くらいはするみたいなので、バスはめちゃめちゃお得です。

ベトナムの他の地域についてはよくわかりませんが、ハノイのバスは一律70,000ドンで市内の大体の場所に行けてありがたいですね~。

ちなみに、ロンビエン・バスターミナルの近くにはロンビエン駅があり、そこに併設されているカフェからロンビエン橋と電車が見えておすすめです。

バッチャン村を観光。歩けば陶器の制作過程がわかる

バスは、バッチャン焼のお店が集まる市場の近くに到着。帰りもここから乗り込みます。

 

バスを降りて西側へ歩いて市場へ。途中、道端にご飯が食べられるお店がいくつか出ているし、きれいなカフェもあったのでランチには困りません。

バッチャン村

 

お店が集結する市場は左右に2か所あり、どちらもけっこう広くてなかなか見ごたえあります。
Bat Trang pottery village market shares

バッチャン村でバッチャン焼を売っている市場
バッチャン村でバッチャン焼を売っている市場
バッチャン村でバッチャン焼を売っている市場
バッチャン村でバッチャン焼を売っている市場

生活食器から、大きな壷などの高級品まで。

わたしはこのエリアの端っこの方にあったお店で、こちらの丼に一目惚れして買いました。

最初は柄モノの丼を買おうと探してたんですが、この丼あまりにきれいな色で大きさ・深さもちょうどよかったので即決。1,000円くらいでした。

道を挟んで少し奥まったところにあるもうひとつの市場も、同じようにお店がたくさん軒を連ねています。

バッチャン村でバッチャン焼を売っている市場
バッチャン村でバッチャン焼を売っている市場
バッチャン村でバッチャン焼を売っている市場
バッチャン村でバッチャン焼を売っている市場

ここでは、あとで紹介する『バッチャン伝統工芸セラミック』と日本語で書かれた看板のお店が、日本人好みのデザインのお皿がたくさんあって良かったです。

これら市場の近くにあるカフェにも、陶器が並べられていました。

バッチャン村のカフェ

そしてこの日はあまりに暑かったので、カフェに2回行ってスムージーとベトナムコーヒーをいただきました。

  

地図を見ると市場の他にもお店が点在している感じだったので、村をぶらぶら散歩してみます。

バッチャン村

 

開放的な空間で陶芸体験をやっているところもありました。

バッチャン村

 

その奥には大きな登り窯が。

バッチャン村の登り窯

 

道端には焼き物をつくるための土が積まれていたり。

バッチャン村の様子

ハノイの地図を見ているとあちこちに湖や沼があって、湿地帯であることがわかります。こういう柔らかくていい土がとれる場所がたくさんあるんだろうな~と想像……。

 

制作途中の何かが並べられていたり。

バッチャン村の様子
バッチャン村の様子

 

ひたすらいろんなデザインの壷があったり。

バッチャン村

さすが村民の90%近くが陶器作りに携わっているというだけあって、村を歩くことがそのまま陶器作りの過程を見ることになるという感じでおもしろかったです。

ただ、期待していたようなおしゃれな陶器店は見つからず、高そうで大きな壷を売っているお店ばかりがたくさんありました。

個人の客というより、業者の人を相手にしているお店が多いのかな?という印象。

なので単に器を買いたいということであれば、バス停近くの市場と、あとで紹介する「LC HOME」というお店に行けばだいたい事足りるんじゃないかと思います。

  

また、バス停から東側へ10分ほど歩いたところに陶芸博物館もありました(「LC HOME」の近く)

バッチャン陶芸博物館

村をてくてく歩くことで見ることができた陶器の制作過程なんかが、ここではわかりやすくまとめられているという感じじゃないでしょうか。

陶芸体験もできるみたいです。

バッチャン陶芸博物館

かわいいバッチャン焼が買えるおすすめのお店

村のなかにお店は多数あれど、日本人好みのお皿が特に見つかりやすいのは以下に紹介する2軒かなぁと思いました。

LC HOME

こちらの LC HOME というお店は残念ながら店内の写真撮影NGだったので、お店の外観のみパシャリ。

バッチャン村でニューバッチャンを販売するお店「LC HOME」

バス亭から徒歩10分ほどのところにある、「ニューバッチャン」を販売するお店です。

「ニューバッチャン」とは、耐熱加工がされた電子レンジ使用OKのバッチャン焼き。

村にあるその他の主なお店で販売されているバッチャン焼と比べるとモダンなデザインのものが多く、おそらく日本人好みだと思います。

わたしが行ったときも、店内には長い時間をかけて器を選ぶ日本人客がちらほらいました。

悩んだ末、わたしがここでゲットしたのはこちらのお皿。

お店の人には「え、あんなに見てたのに1枚だけ?」みたいな顔をされてしまいましたが、他のお店ですでに買うお皿を決めていたのですみません。笑

家に持って帰って実際に使ってみると、色・大きさ・形すべてにおいて使い勝手がよくてかなり気に入りました!

クーラーのきいた涼しい店内でじっくり選べて良かったです。

LC HOME

バッチャン伝統工芸セラミック

バス亭から徒歩3分ほどの場所に道を挟んで2つの市場があり、こちらはそのひとつで駐車場があるほうの市場です。

目指すお店は、その市場の入り口のところにある「バッチャン伝統工芸セラミック」

茶色い看板の「HUNG HUONG HANDMADE CERAMIC PRODUCTS」という店名の下に日本語で「バッチャン伝統工芸セラミック」と書いてあるのでわかりやすいです。

こじんまりとした店内に入ると、さすが日本語で店名が書いてあるだけあって、その他のお店より日本人好みのデザインの器が多い感じ。

バッチャン村の市場のお店「バッチャン伝統工芸セラミック」
バッチャン村の市場のお店「バッチャン伝統工芸セラミック」
バッチャン村の市場のお店「バッチャン伝統工芸セラミック」

バッチャン焼の伝統的な柄も取り揃えています。

  

こちらのお皿は陶器を直接削って模様をほどこしているため、立体的な手触りと浮き出るような模様がきれい。

バッチャン村の市場のお店「バッチャン伝統工芸セラミック」

同じデザインでもひとつひとつ微妙に違っていて、それぞれ見比べてじっくり選ぶのも楽しいです。

そしてここの店員さんは、わたしたちが選んでいるあいだ特に営業をかけることもなくずっと放っておいてくれたのがすごくありがたかったです。

他店はけっこうすぐに店員にぴったりマークされてしまって見づらかったので……笑

わたしたちは3店舗で器を買いましたがこちらの梱包が一番丁寧だったし、お店の面積は小さいながら品揃えも良く、すごくいいお店でした。

わたしたちがここで買った器はこちら。

醤油さしはどちらもバッチャン焼きの伝統的な柄みたいです。

どれも1つ300~400円程度と、かわいいのにリーズナブルで大満足でした。

ハノイ旧市街「Hang Da Market(ハンザ市場)」でもバッチャン焼を売っているが偽物に注意

ちなみにに、ハノイ旧市街にある「Hang Da Market(ハンザ市場)」という市場でもバッチャン焼を売っているとのブログ記事を見つけたので、バッチャン村に行く前の予習として一応行ってみました。

ハノイのハンザ市場

バッチャン焼が売られているのは市場の地下1階で、建物正面に向かって右側の階段から降りられます(入り口がすごくわかりづらい)

閉店間際に軽く見に行った程度だったので写真を撮り忘れてしまいましたが……バッチャン焼を売るお店が5~6店舗並んでいて、どのお店のおばちゃんも営業がすごい‼笑

お店を覗くやいなやマンツーマンでがっつり接客してくるので「頼むからゆっくり見させてくれ」と思いながら早々に撤退。

後日、現地のツアーガイドさんに聞いてみたところ「この市場で売られているバッチャン焼は偽物の可能性もあるので気をつけて」とのこと。

お皿の裏にバッチャン焼の印である「Bat Trang(バッチャン)」と書かれていても偽物もあるので、確実に本物を買いたいならバッチャン村で買った方がいい、とのことでした。

↓わたしがバッチャン村で買ったお皿の裏に書かれているBat Trang(バッチャン)の印。

確かにあとで思い返してみると、この市場で見たバッチャン焼は、バッチャン村で見たバッチャン焼と比べると発色が悪いというか、全体的にどこかくすんでいた気がするような……。

逆に、ハロン湾ツアー中に立ち寄ったお土産屋さんで見たバッチャン焼(写真下)はすごくきれいで発色も良かったので、バッチャン村以外でもちゃんとしたお店なら大丈夫なんだと思います。

ここでしか出会えない形・デザインのお皿もあるかもなので、ビビッときたらこういうところで買うのもアリですね。

バッチャン焼はだいたい数百円から買えて、かわいいのにかなりリーズナブル。

日本でちゃんとした焼きものを買うと1皿数千円は当たりまえですが、バッチャン焼は以下の器全部で4,000円いかないくらいでした!

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コメント

  1. 月子 より:

    こまさん、こんにちは。

    バッチャン焼き、とてもかわいい模様がおおいですね。
    とくに金魚模様のお皿がかわいいなぁと思いました。
    私も最近、ケーキを買いに行った時に、なんか知らんけど、かわいいマグカップも販売していて、ひさしぶりに衝動買いをしてしまいました。
    お気に入りの食器があると、食事もさらに楽しいですね♪

    • こまだこま こまだこま より:

      >月子さん
      そうなんですよー!
      金魚模様のお皿はツレが選んだので、喜ぶと思います。笑
      そして、こういうかわいいお皿とも違和感なくなじむ常滑焼の良さも再認識しました!
      旅先でお皿を買うと、家でご飯食べるときに旅先の記憶もよみがえるしすごくイイです!(^^)/

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