ボートレース芦屋は全国24場のなかでも、最寄り駅(=遠賀川駅)からの距離が最も遠い場。
しかもほとんどの開催がモーニングレースとなっているので、早起きする必要あり……ってことで、旅打ち勢としては行くのがちょっと大変な場のひとつかなーと思います。
でも本場自体はとてもきれいで広くて、ロイヤル指定席の設備も充実していて快適。
全体的に過ごしやすい感じがしてよかったです。
対岸に外向発売所『アシ夢テラス』があって、そこからも水面に出られるっていうのも、他の場にはなくておもしろいですね。(他に、対岸から水面が見える場といえば江戸川があります)
わたしの24場踏破の旅、記念すべき最後の場は、ここ芦屋になりました!
ボートレース芦屋の水面特徴
- 水質は淡水で硬め・多摩川に似た静水面
- イン逃げ率が高いのは企画レースがあるため。通常レースではイン信頼というわけではないので注意
- 1マークのバック側が広く、群生している葦のおかげで波立つこともないので、全速ターンがしやすい
- 展示タイムと実践との関連性が高い
1号艇の1着率が60%以上でインが強い水面という印象ですが、それはA級の選手を1号艇に組む企画レースが多いため。
実際は、1マークで握ってまわりやすいスピード水面なので、ベテランで小回りする選手よりも若手のスピード戦の出番が多くなります。
ボートレース芦屋公式サイトと、元ボートレーサーの土屋幸宏さんの著書を参考にさせてもらいました。
ボートレース芦屋の場内のようす
無料タクシーで行くと、こちらの東入場口に着きます。
指定席を取るために開門前に並ぶときは、ここに並びます。
B1階
入場フロアは1階ですが、水面に出るには地下1階になります。
ほとんどイスのない、広々とした投票エリア。
2マーク側にはテーブル席がいくつかあり、奥には広いキッズ・レディースルームもあります。
レースは水面際で見たいって人には、すぐに外に出られていいですねこの席。
1マーク側には、フードコートの『Fast Food Plaza』
1階レストラン『ALBA(アルバ)』よりも全体的に値段が安く、おつまみも充実しています。(詳しくは記事下のほうに書いてます)
室内には2マーク側にしかイスがありませんでしたが、外に出るとベンチやテーブル席がけっこうあります。
気候のいい時期ならこの席もいいですね。
全体的にとてもきれいなスタンドです。
2マーク側には、大きなアスレチック的な『わくわく広場』
室内にはMoovi(モーヴィ)もあるし、子供の遊び場が充実してますね。
2マーク側を歩いて行くと、けっこうピットの近くまで行けます。
と言っても近いような遠いような、微妙な距離ですが……
でもわたしのショボいカメラでも、ピットもピット内のようすもわりと見える感じでした。
2マークも近くてイイ感じです。
1マーク側には、広々としたおしゃれなテラス席が。
こちらからの眺めもいいです。
そして、対岸には外向発売所の『アシ夢テラス』が見えます。
外向発売所から水面が見れるのはここ芦屋だけですよね。
てことで、行ってみましたアシ夢テラス。
無料タクシーを降りたところから、生垣沿いにぐるっとまわっていきます。
こじんまりとした場所に、お客さんがけっこういました。
テラスはけっこう広くて、日影がないので夏は激暑‼
本場側よりは水面が遠いですが、こっちでもふつうに観れますね。
アシ夢カフェが併設されていて、お酒の提供もあります。
ウイニングランのときに、ちゃんとアシ夢テラスの方にも挨拶に行ってたのがよかったですね。
※この日は6号艇の伊藤誠二選手が優勝、3連単169,170円のビッグ配当でした!
1階
東入場口を入ると、吹き抜けのフロアで開放感抜群です。
指定席をとるために並んでいた場合、2階指定席をとる人はエスカレーターで2階へ。
3階ロイヤル席をとる人はエスカレーター近くにある、ロイヤル専用エレベーターで3階へあがります。
入場してすぐ右側には、インフォメーション。
写真撮影については、特に許可はいらないとのことでした。
グッズ売り場には、芦屋のマスコットキャラクターのアシ夢グッズ・今村豊選手の引退記念フェイスタオル・選手キャップ(平高奈菜・守屋美穂・大山千広)などなど。
グッズの種類的にはそんなに多くなかったです。
1階フードコート『ALBA(アルバ)』
種類豊富なメニューについては記事下のほうで紹介します。
こじんまりとしたイベントステージ。
この裏側に大きな『アシ夢リアホール』があるんですが、残念ながらこの日は閉鎖されていて入れませんでした。
西プラザ売店。
お菓子・軽食・ドリンクなどを販売してます。
天気が良ければお弁当を持って外で観戦するのもいいかもですね。
2マーク側には、子供の遊び場『Moovi(モーヴィ)』
部屋としてしきられておらず、吹き抜けのフロアを上手く使って、かなり広いスペースで開放的に作られています。
これは子供たち楽しそう~。
きれいな投票フロア。
一般席は、傾斜が小さくて席数もそんなに多くないですかね。
そんなに水面を見下ろすという感じにならないので、水面が近く感じます。
1マーク側には喫煙スペースが。
ガラス張りになっていて、ここからも水面が見えるようになっています。
2マーク側のはじっこは、こんな感じ。
はじっこから2マーク側を見ると、けっこう距離があります。
2階
2階は指定席エリアです。
3階ロイヤル席と比べると、モニター・フリードリンクのない簡素な席になります。
席のほとんどは2人席。(コロナ禍の現在は1人掛けとして使用)
シングル席は、2マーク側に少しある程度でした。
そして、誰かと一緒に行くならかなりお得じゃない⁉と思ったのが、1マーク側にあるこちらのグループ席。
定員5人の部屋が、1,500円で利用できます。
シングル・ペア席と違ってモニターもコンセントもあるし、ゆったりしていてかなり快適そう。
ロイヤル席でなくても、このグループ席で充分くつろげるな~って感じでした。
指定席の購入方法やフロア内のようすについては、以下の記事に詳しく書いています。
3階
3階はロイヤル指定席エリアです。
ロイヤル席は席数が少ないので、確実に取りたければ開門前に行って整理券をもらっておきましょう。
シングル席は、モニターの大きさと位置が完璧で、水面を見るときに邪魔にならなくてgood。
ペア席は4人座れそうなほど、広々ゆったりしたソファです。
ペア席は3つしかないので、平日の一般戦でもない限り、よほど早く行くか運が良くないと取れないかなーと思います。
指定席の購入方法やフロア内のようすについては、以下の記事に詳しく書いてます。
ボートレース芦屋の食事
芦屋にはフードコートが2つ、どちらもそれなりの広さがあってきれいです。
まず、東入場口から入場してすぐのところにあるのがフードコート『ALBA(アルバ)』
席数もけっこうあります。
メニューは、パスタ・うどん・そば・丼もの・カレー・お子様用メニューまである充実ぶり。
値段はだいたい700円前後くらい。酒のつまみ用に、フライドチキンやナゲットなど単品メニューもあります。
券売機で食券を買うと自動的に厨房内に連絡がいくので、食券をおばちゃんに渡す必要はなく、席で自分の番号が呼ばれるのを待っていればOKです。
人気メニューらしい、ちゃんぽんを注文。(650円)
濃い目のスープがうまい。意外と中に具が沈んでて具だくさんでした。
そして地下1階1マーク側にあるのが『Fast Food Plaza』
こちらは水面を見ながら食事できます。
1階『ALBA(アルバ)』より値段は安く、酒のつまみの単品メニューもこっちの方が充実してます。
一番高いメニューでも、スパイシー勝カレーの660円です。
新型コロナの影響で、席はかなり間引かれていました。
グレードレースだとけっこう混雑しそうです。
注文カウンターのところには、おにぎり・おいなりが。
「かしわおにぎり」があるのはやっぱり九州ならではって感じですね。
何か九州ぽいメニューを注文しようかとも思ったんですが……前日までの食事でそれらにも飽きてたので、なんとなく珍しいなーと目をひいたナポリタン(530円)にしてみました。
温玉がいい仕事して、ふつうにおいしかったです。
男性は量的に物足りないかも。
そして彼氏は生姜焼き定食(610円)を注文。
ボリュームもあるちゃんとした定食、って感じでこちらもおいしかったです。
別日には、ロイヤル指定席で食事が注文できるということで注文してみました。
ロイヤル席エリア内にあるインフォメーションのところでメニューを見せてもらい、時間を指定して注文すると、席まで食事を持ってきてくれます。
彼氏は皿うどん(700円)を。
麺とあんは別々の状態で持ってきてくれるので、ちゃんとパリパリの麺が楽しめます。
わたしは、鯖のメニューがあるのって珍しいな?と思ったので鯖の竜田揚げおろしソース(700円)を注文。
量的には男性にはちょっと物足りないかもと思われますが、おいしかったです。
ボートレース芦屋へのアクセス
ボートレース芦屋へは、各駅から無料バス・無料タクシーが出ています。
また、無料バスよりも早く本場に着きたい場合、芦屋タウンバスで行くという方法もあります。
無料バス・無料タクシー
今回わたしたちは黒崎駅前に宿泊。
本来なら黒崎駅から無料バス・タクシーが出ていたはずなんですが、コロナの影響で運行中止になりました。(2023.5)
となると、折尾駅・遠賀川駅から出ている無料タクシーで行くことになります。
無料タクシーの運行時間は、折尾駅・遠賀川駅どちらも8時から。
遠賀川駅の方が本場に近いので、無料で最も早い時間に本場に着きたいなら遠賀川駅から無料タクシーに乗るのがベストです。
遠賀川駅北口を出ると、階段の下に無料タクシーの案内をしてくれるおばちゃんがいるので、まずはそちらに声かけ。
本場へ向かう人が他にもいた場合、乗り合わせていきます。
遠賀川駅から本場まではタクシーで約10分。
全国24場のなかでも、最寄り駅からの距離が最も遠い競艇場です。
芦屋タウンバス
無料タクシーを使うより早い時間に行きたいという場合は、町営バスの芦屋タウンバスで「芦屋競艇場入り口」下車で行けます。
2023年5月現在、遠賀川駅を無料タクシーより早い8時前に出発する便は、平日は3本・土日祝は2本あります。
【平日】
- 遠賀川駅6:59発ー芦屋競艇場入口7:07着
- 遠賀川駅7:28発ー芦屋競艇場入口7:38着
- 遠賀川駅7:49発ー芦屋競艇場入口7:59着
【土日祝】
- 遠賀川駅7:28発ー芦屋競艇場入口7:36着
- 遠賀川駅7:48発ー芦屋競艇場入口7:56着
コメント
旅打ち24場制覇、おめでとうございます!
その行動力には、ほんとに感服いたします。
これからも、レポートを楽しみにしています。
>月子さん
ありがとうございます~!\(^O^)/
これからも時間とお金の許すかぎり、どんどん旅打ち行こうと思います!
前回児島に行ったときは雨だったので、次回は晴れてるときに行きたいですね。
いいお店あったら教えてください(笑)