今回の旅打ちは、フェリーで東京から徳島へ行って2日間徳島市観光→鳴門の大塚国際美術館と渦潮を見に行く→2日間ボートレース鳴門で観戦して帰京、というスケジュールで、ちょっとした長旅となりました。
鳴門は想像していたよりもこじんまりとした小さな場でびっくり。
でもリニューアルしてからまだ5年ほどということで施設はきれいだし、ごはんは安くておいしかったし眺めもいいしで快適な場でした!
本場横にある「あらたえの湯」と、本場前の「うずしお食堂」にも行けてよかったです(^^)/
ボートレース鳴門の水面特徴
鳴門の水面特徴については、公式サイトで田村隆信選手が解説してくれていたので箇条書きにしてまとめました。
- 小鳴門海峡に面した海水の水面だが、防波堤があるため大きな波やうねりはない
- 干潮ならまくり・満潮ならインが有利
- 満潮時は乗りにくくレースも荒れやすい
- 同じ満潮時でも、水位が下降中の方が乗りやすい
- スタートラインから1マークへ向けて内側へ狭くなっており、隣の艇との間隔が狭いので差しが狙いにくく、4コースの差しは特に難しい
- 「伸び型にして、スタートを決めてまくる」というシンプルなスタイルが決まりやすく、コース不問で勝負できる
- バックストレッチ内側にすごく伸びる位置があり、選手たちには「鳴門の花道」と呼ばれている
- 施設リニューアル後、2マークに横風が通るようになったので、風が強い日は要注意
- 夏は向かい風でスタートがバラつきやすくなるのでまくり差しが決まりやすく、冬は追い風が強くなるので差しが決まる傾向
ボートレース鳴門の場内のようす
鳴門は2016年にリニューアルされて、きれいでコンパクトになりました。
以前より高さが抑えられた造りになっているおかげで、3階からでも水面が近く感じられるのが特徴的でしたね。
1階(多目的フロア・ダイナミックホール・フードコート)
入場してすぐ右手側に、いきなりインフォメーションがあります。
鳴門は全体的に施設がこじんまりとしてて、めちゃくちゃ歩かされるってことがなくて移動が楽です。
指定席の購入が1割引になる「なるちゃんeクラブキャッシュレスカード」はここで作れます。
「なるちゃんホール」という名前の投票フロアもそんなに広くありません。
大きなレースをやるときは、この広さで大丈夫なんだろうか……って感じの広さです。
ステージも小さいですね。
でもこの距離で選手たちを見れたらテンションあがりそー!
コインロッカーは1階と3階にあります。
インフォメーションの隣にはコンビニのヤマザキが。
鳴門の売店はなんと、1階と3階にあるこのヤマザキだけ。
旅打ちに行ったきは、地域性がにじみ出る売店も楽しみのひとつなんですけど、まさかやヤマザキしかないとは……。
ちょっと残念です。
でもグッズは意外と充実してました。
マスク、キーホルダー、トートバッグなど。
なるちゃんグッズもたくさんあります。
わたしはピンバッジ(300円)を購入しました。
屋外スタンドには、テーブル席がいくつかあります。
これは家族連れなんかは過ごしやすくてよさそう。
水面に近い場所にもいくつかベンチが設置してあります。
席数は多いわけじゃないので、大きなレースのときは外はけっこうぎゅうぎゅうになりそうですね。
公衆電話のようなボックスがあって何かと思ったら、キャッシュレス専用の券売機でした。
眺め最高な~るなる。
水面をちょっと見下ろす感じになる&水面が近いので、走っている選手の手元までのぞき込めるような感じで迫力あります。
水質もすごくきれいで透明度が高い。
水神際やるならここがいいなぁ~。
2マーク側にはスタンドがないものの、外ならけっこうピットの近くまで行けます。
上から見るとこんな感じ。
ちなみに2マーク側は、ボートレース鳴門の隣にある「あらたえの湯」のロイヤルラウンジから見れます(笑)
無観客開催のときはここから観戦してた人もいたんじゃないでしょうか。
2003年、6歳のときにボートレース大好き少年として「探偵ナイトスクープ」に出演して、その15年後に21歳でボートレーサーとしてデビューしたことでおなじみの数原魁選手をパシャリ。
わたしはたまたまその回の探偵ナイトスクープを見ていて、テレビの前でモンキーターンの練習をしている数原くんのことはよく覚えていたので、「あの時のあの子がほんとにデビューしたのか!!」とびっくり&時の流れを痛感しましたね……。
番組を見た当時はわたしは競艇に全く興味を持ってなかったんですけど、15年の時を経て、わたしが始めたブログに数原君が登場……。
人生なにが起こるかわかりませんねぇほんと。
2階(エキサイティングステージ)
スタンド棟の2階にはあがれませんが、1マーク側にある別棟の「ダイナミックキャビン」の2階に「エキサイティングステージ」があります。
こちらは、キャッシュレスカードのみの投票。
そう広くはないものの、人が少なくて快適です。
2階の「エキサイティングステージ」
こちらも全然人がいませんでした。
開放的で気持ちのいい場所です。
眺めも最高。
2階だけど水面が近くに感じられるし、全体が見渡せるのもイイ。
天気のいいときはなかなかいいビュースポットだと思います。
3階(一般席・オーシャンシート・ROKU)
鳴門は2マーク側の方にスタンドがないので、一般席の席数も他場と比べるとかなり少なめ。
でもそのわりには意外と予想屋さんがいるなぁ、という感じです。
コロナ対策のため席数は制限されています。
ガラスがぶ厚いから?なのか、遠くのピットの方を見ようとするとちょっとゆがんで見づらい……。
でも正面のガラスに対して垂直に取り付けられているガラス(リブガラス、っていうらしい)がないので、その点は見やすくていいです。
そして3階なのに水面が近い。
施設内のどこから見ても、水面がすごく近く感じられるのは鳴門の特徴ですねー。
一般席の裏側に展示されていた「懐かしの旧スタンド写真展」も興味深かったです。
後ろに座っていた地元のおじいちゃんが話しかけてくれて、「昔はああだった、こうだった」といろいろ説明してくれました。
今回場内で何度か地元のおじいちゃんに話しかけられることがあったんですけど、なんかみんな優しい感じの人で和みました…。
昔はスタンドもこんなに大きくて、お客さんもびっしり!
ずっと変遷を見てきたおじいちゃんからしたら、いろいろ話したくなるのもわかる気がします。
3階にはオーシャンシート(160席)という指定席エリアもあります。
わたしたちはペアシートで観戦。
指定席の購入方法や利用してみた感想については、以下の記事に詳しく書いているので参考にしてみてください。
モーニングレースってことで朝食のサービスがあったり、地域振興クーポン券がもらえたりとサービス充実で大満足でした!
4階(ロイヤルルーム・特別室)
今回わたしはロイヤルシートへは行かなかったので、公式サイトから引用させていただきます。
ロイヤルルームは、シングル席(40席)とグループ席(4人×2席)
オーシャンシートが1マーク側に位置しているのに対して、ロイヤルルームは大時計寄りです。
全席に在籍投票の端末があり、予想新聞ももらえます。
屋外テラスまであって、めちゃくちゃ気持ちよさそうですね!
ボートレース鳴門の食事
鳴門はフードコートも小さく、あるのは「勝つめし屋」と「舩本」の2店舗のみです。
「勝めし屋」さんのメニューには「トースト&コーヒー」「朝食弁当」(300円)が。
モーニングの場ならではですね~。
指定席を取ったら朝食引換券がもらえたので、こちらで交換。
これが指定席のサービスに含まれてるってすごいですね~。
おいしくいただきました。
お昼には「牛すじ丼」(600円)を。
けっこうがっつりスジ肉が乗ってます。
濃い味かと思いきや、意外とあっさりした味付け。
ご飯に合わせるならもうちょい濃いめの味付けがいいかなー。
でもこれはこれでさっぱりとおいしいです。
単品で牛すじ豆腐(300円)ってのもあるので、つまみとしても楽しめますね。
なるちゃんたい焼き(100円)もここで買えます。
「舩本」さんはうどん、カレー、ラーメン、天丼など。
天ぷらはうどんにトッピングするもよし、酒のつまみにもよし。
わたしはわかめうどん(400円)に鳴門金時の天ぷら(100円)をトッピング。
うどんはいわゆる「なるちゅるうどん」っていう細くてやわらかくて不揃いの麺です。
そしてこれ、わたしふつのうどんより好きかも。
名前のとおりちゅるちゅるっと入ってくる感じで食べやすい、優しい食感と味です。
大きな鳴門金時の天ぷらもおいしかった~。
彼氏もおなじくわかめうどんにちくわ天(100円)
ちくわが豪快にぶっささってます。
そして徳島ラーメン(500円)もあります。
生卵は数量限定みたいなので、お早めに。
場内の食事処は2店舗だけと少ないものの、安くておいしいし量もしっかりあって満足でした(^^)/
ボートレース鳴門へのアクセス
鳴門駅前からは無料バスが出ています。
ちなみに、バス停の前には足湯がありますよ(^^)
鳴門北ICから8分
神戸から約80分、大阪から約120分
【飛行機】
徳島阿波おどり空港から車で約17分
・タクシーだと2,400円くらい
・路線バスの鳴門線・もしくは鳴門藍住線バス停「小鳴門橋」で下車、所要22分、330円
▶じゃらんパック(JR+宿、航空券+宿)
▶楽天トラベルANA楽パック(航空券+宿)
▶楽天トラベルJAL楽パック(航空券+宿)
▶徳島バス
【高速バス】
バス停「高速鳴門」下車、徒歩3分
▶バス比較なび
無料送迎バスの時刻表など、詳しくはこちらのページで確認してください。
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