お盆休みで実家の鳥取に帰省するついでに、尼崎競艇場に行ってきました!
旅打ちは交通費がほんとバカにならないので、実家・鳥取への帰省ついでに行きは尼崎、帰りは住之江に立ち寄ろうという算段です。
なんとなく尼崎はわたしの中では影が薄い場だったんですが、行ってみると水面もピットも近くてレースは迫力満点、場もきれいだし、名物の多幸焼や、丸久食堂もすごくいい感じ。
好きな場のひとつになりました!(まぁ嫌いな場なんてないんですけど)
ではでは、いつものように尼崎競艇場の水面特徴から、場内のようすやグルメについてレポートします。
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ボートレース尼崎がリニューアルしました
ボートレース尼崎は2022年4月にリニューアルして、場内の様子がかなり変わりました。
リニューアル後に行ってきたレポートはこちらです!
尼崎競艇場の水面特徴
いつものように、公式サイトから引用、まとめさせていただきます。
この図を見てまず思うのが、1マークがスタンド側に全然振られててないっ!
だいたいどこの場も多かれ少なかれ、1マークがスタンド側寄りになっているのに対して、尼崎は1マークと2マークがほぼ一直線上にあります。
戸田や平和島を見慣れたわたしにとっては、ものすごい違和感!(笑)
ちなみに、下の写真は戸田の水面です。
2マークに対して、1マークがめちゃくちゃスタンド側に振られてるのがわかりますね。
これは…ちゃんと「尼崎水面用の展開予想」をしないとヤバいことになりそうな予感がします。
わたしが普段よく行っている戸田とは、全く違う展開予想をしなければ…!
……な~んて思えるようになったのはちょっとは成長しましたかね、競艇歴2年目のわたし。
近年、1コース1着率が、50%を超えるインの強い水面へ変貌。1マーク、2マークが一直線なのも要因のひとつだが、出力低減モーターへの変更や、プロペラ制度の変化により、機力差が縮まったことも拍車を掛けたイメージ。
とのことですが、やっぱり1マークの狭い水面を見慣れているわたしからしたら、尼崎の水面は外の艇が遠くて届かない感じがします。
しかし、インが強いと言っても、ある程度のパワーや技量が伴っていないと、簡単に逃げ切ることはできない。対岸の広い1マークは、センター、アウト勢も思い切ったターンができるため、しばしば全速まくり、全速差しも決まる。データ面では、イン優位に違いないが、バラエティーに富んだ決まり手が生まれるプールでもある。水面コンディション、番組…、ハードとソフト両面を吟味して、推理の手立てとしたい。
外の艇は1マークが遠いかわりに、対岸が広いので全速で行けるのがメリットってことですね。
夏は「甲子園の浜風」、冬は「六甲おろし」で向かい風が多いということで風について。
季節を問わず、向かい風が吹くことが多いが、低気圧が近づいたり、雨天の際は、追い風に変化する。それでも1~5メートル程度の風では、レース展開にそう影響はない。
ただし、6メートル以上の風になると、向かい風の際は、スロー勢の立ち上がりが鈍くなり、まくり が決まりやすく、追い風の際は、1マークで握ると強風にあおられ、舟が流れるため、差し(特に2コース)が有効になる。
水質は淡水で硬くクセのない静水面、と言われている尼崎。
6メートル以上の強風が吹いたときは注意が必要です。
尼崎競艇場の中のようす
わたしたちは阪神電車で「尼崎センタープール前」に到着。
改札を出ると、この長~いスロープを通って競艇場へと向かいます。
窓からは水面が見えてモーター音も聞こえてくるので、気持ちがはやります(笑)
尼崎競艇場の正門へ到着。
正門右側が、指定席の当日券を購入する人たちのための待合室になっています。
炎天下の中、外で待たなくてよかったのはひじょーーーに助かりました…。
指定席購入については、以下の記事に詳しく書いています。
1階(一般席)
まずははやる気持ちを抑えて、場内マップで全体を一応把握。
正門をくぐって右手にある噴水広場。
尼崎のマスコットキャラクターのセンプルくんがお出迎えです。
「尼崎センタープール」だから「センプルくん」ってことなんですね。
ただ、噴水は出てなくて水は枯れておりました…。
噴水広場の横には大きなステージ。
これだけステージが広いとSGのときも安心ですね!
正門を入って左手上には、今節の出場選手の名前と写真がズラリ。
でもなんですかね、このアナログな昔の看板みたいなフォントと雰囲気は…。
名前の下の数字は2連隊率と3連対率ですが、これも毎回書き換えるってことですよね。手間ですね~。
噴水広場向かいにあるインフォメーションには、兵庫支部の選手たちのサイン入りペラが展示してありました。
オリジナルグッズ販売してるのかな?と思いきや、「アマパ」というポイントカードでポイントを貯めて、交換できる商品でした。
このカードは尼崎だけでなく、三国、びわこ、住之江、でも利用可能で、指定席を利用する人ならわりとすぐポイント貯まりそうな感じです。
噴水広場の裏側には、ひっそりと神社が。
たまに神社がある場ありますよね。もちろんここでもちゃんとお参りしておきました。
いざスタンドへ。
スタンド席の席数が多いのはいいんですが……暑いッ!!!
夏は暑いし冬は寒そうなスタンドです(笑)
水面は、めちゃくちゃ近い!そしてピットも近い!
ズームにすると、さして性能の良くないわたしのカメラでもばっちりピット内のようすが撮れちゃいます。
う~ん、イイですね。
待機行動もめちゃめちゃ近くに見えて、ちょっと声を出せば選手に届きそうな距離!
水面が近い場はやっぱりわくわくしますね~!!
水面の裏側の方にまわってみると、旧投票所?だったであろうところに、ぽつんとお店があります。
正門を入って、右側にぽつんとあるのですぐに目に付く丸久食堂。
焼きそば・お好み焼き300円、カレーライス500円、その他店内には天ぷらなどたくさんお惣菜アリ!
ここに入ったら居心地よくて飲み続けてしまいそうな危険な雰囲気です。
丸久を通り過ぎ1マーク側方向に歩いていくと、これまたひっそりと2つの売店が。
身障者連協と東社協
東社協では尼崎名物「多幸焼」6コ200円で売ってます。めちゃ安。
その横の売店では、メロン200円、フランクフルト110円、おにぎり2個200円、など。
多幸焼については、あとで「尼崎グルメ」でまとめて紹介します!
多幸焼を手にしながら1マーク側へ行くと、旧スタンドがあった場所が閉鎖されて、西門までがこんなふうに狭い通路になっていました。
1マーク側は確かに広い!そして近い!これならセンターやアウトの艇も思い切って握れそうですね。
水面の近さ、ピットの近さ、スタンドの裏側にあるお店などに気を取られて、肝心の1階の投票所の写真を撮るのを忘れてしまったので、公式サイトより引用です!(笑)
1階室内には座るところがほとんどないのであまりお客さんはおらず、多くのお客さんは3階スタンドで観戦してました。
1マーク側にある売店「蓬川社協」
餅一皿200円、そうめん150円、メロン200円、というのが尼崎独特のメニューですね。
2階(大食堂・水明)
2階は観戦するスペースはなく、あるのは食堂の「水明」のみとなっています。
名物、肉すい定食は600円。
基本的に5階指定席フロアにあるレストラン「水明」とメニューは一緒っぽいです。
エビだけが高い!そのほかの定食は、安くもなく高くもなく、ってとこですかね?
広くてゆったりとした店内。入り口で食券を買ってから席に着きます。
ここで食べたものについてはあとで「尼崎グルメ」でまとめて紹介!
3階(一般席)
3階一般席投票フロア。
イスがほとんどない1階よりももちろんたくさんお客さんがいます。
イスと床はちょっと古い感じ。
写真左手前のおじいちゃんが乗ってるカート、えっ!こんなとこまで入ってこれんの⁉と思いましたが、5階の指定席でも同じ乗り物に乗ってるおじいちゃんを見たので、もしかしたら場で貸し出ししてるんですかね??
そうじゃないとしたら、この乗り物で場内に入ってもいいってすごい(笑)
3階からも水面は近く見えて、眺め良し!
ただ、現在最も1マーク寄りの席ということになると、外のスタンドになります。
それでも大時計の前あたり。
かつてスタンドがあった場所は完全なる空き地状態。何もできる予定はないんですかね?
1マーク側に席がないのはもったいない~。
売店「のぞみ」
ここにもやっぱりある、メロン(200円)とそうめん(150円)と餅(各200円)
すじカレー350円も気になります。
売店「大社西社協」
ここで目をひかれたのが中華そば「阪神軒」
え?この売店で中華そば作るの??どんなものが出てくるのか気になります。
5階(指定席)
5階指定席については、以下の記事に詳しく書いています。
指定席券の予約・当日購入の流れなどについても書いているので、参考にしてみてください。
7階(ロイヤルシート)
ロイヤル席へは行ってないので、写真は公式サイトから引用。
ロイヤル席の取り方も5階指定席と一緒なので、以下の記事を参考にしてみてください。
尼崎競艇場グルメ
この日わたしと彼氏が食べたもの、食べれなかったけど食べたかったものを紹介します!
尼崎競艇場名物・多幸焼はなんと1皿(6コ)100円!
1階外の売店「東社協」にて。タコのかわりにこんにゃくが入ってるという多幸焼。ソースかしょうゆか選べるので、ソースで。
ふわふわあつあつ、軽くていくらでも食べられそうです。
こんにゃくが入ってるって言われなきゃちょっとわからないくらい、小さなこんにゃくが入ってます。
駄菓子みたいな感じで、おやつには最適。
3階売店「のぞみ」のホルモン
3階売店「のぞみ」のホルモンと牛すじカレーがどうしても気になって、ホルモンを。(値段忘れたけど、250円か300円だったかな?)
うーん、うまい。濃いめの味付けがどうしたってビール欲しくなりますね。
ホルモンに関しては、関東の場より西の場の味付けの方がわたしは好きだしおいしい気がします!
レストラン「水明」で名物・肉吸い定食
2階レストラン「水明」にて、「名物」と書かれていた肉吸い定食(600円)と、お得な日替わり定食(500円)を食べてみました。
肉吸い定食(600円)
多摩川競艇場の名物・牛吸いみたいなのを想像してたんですが、こちらの肉吸いはまた違いますね。
うどん出汁のような甘めの出汁に、出汁がしみこんだ牛肉と野菜がほっとする味。
外は暑いけど、やっぱり温かい汁物を食べると胃が落ち着きます。
カツカレー。
本来なら700円のカツカレーですが、この日は日替わり定食メニューということで500円!
200円もお得だったのでついたのんでしまいました。
ん~~~、でもこれ超ふつうのカレー!!
ザ・業務用カレーって感じですね~。
まぁでもカツが乗って500円は間違いなく安いです!
天ぷら・焼きそば・お好み焼き、全部おいしそうで行けばよかった丸久食堂
めちゃくちゃ気になったけど、結局行かなかった丸久食堂。
焼きそば、お好み焼き、天ぷら、おでん、焼き魚、カレー、うどん、そば………
早い時間から賑わうお店の雰囲気と、品ぞろえと値段、すべてが最高の匂いがぷんぷんします。
こんなところに腰を落ち着けてしまったら、ついビールを飲んでレース観戦とかどうでもよくなってしまいそうな危険な香りがしたので、あえて立ち寄らなかったけど……やっぱり行けばよかったかなぁ。
次回は必ず行きます!
レース終了後は、人の好さそうな大将が余ったお惣菜などを200円で販売してました。
うん、やっぱり最高のお店っぽい。
旅打ちの結果と反省
この日は、「インが強い」という前情報の通り、イン逃げ7回。
イン逃げ、と決めてしまえば予想がしやすいことはしやすいんですが、当然オッズがつかないので買い方が難しいですね。
絞って外すパターンにまんまと陥りました。インが強い場はこれが難しい……。
さらになんとまさかの、吉川元浩選手のフライングもあったりして。
でもまぁなんとかわたしは500円だけプラスでフィニッシュ。負けなかっただけ良し!
そして失礼ながら、尼崎に関してなんですが…
なんとなく治安が悪いとかガラが悪い、みたいなイメージが一般的にはあって、わたしも「競艇場の客層はどんな感じなんだろ?」と思ってました。
選手に対してものすごいヤジが飛んだりしてるんだろーか…とか。
でもこれが全くそんな心配するようなことはなくて、大きな声を出すようなお客さんはほとんどいなくて穏やかな感じで、むしろ牧歌的な雰囲気だったので良かったです。
スタンド2マーク側では少々ヤジがとんでましたが…(笑)
尼崎競艇場へのアクセス
ボートレース尼崎の最寄り駅は、阪神電車「尼崎センタープール前駅」
改札を出て左側の専用スロープ「ファンロード」を徒歩3分で正門前につきます。
駅直結なので、雨が降ったときも安心です。
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