海外旅行の防犯グッズ7選。本当に必要な物とは?防犯対策もしっかりおさえていこう!

海外旅行に必須の防犯グッズと防犯対策 トラベルグッズ
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旅行者が海外でよくあう犯罪被害のTOP3は、「盗難」「詐欺」「強盗」の3つ。

パスポートや財布、それらが入ったバッグを盗まれたり奪われたりしたらせっかくの旅行が台無しです。 

そして、これらの犯罪に自分だけが絶対に合わない、という保証はどこにもありません。

わたしは海外に一人で20か国以上行っていて、幸いにも今までこれらの被害に合ったことはありませんが、それでもやっぱり毎回気をつけているし不安な気持ちも毎回あります。

ましてや初めての海外や一人旅、女性のみで旅行に行こうとしている人はなおさら不安だと思います。

 

そこで当記事ではわたしが実際に使っているものを中心に、あると安心な防犯グッズと知っておきたい防犯対策を紹介。

訪れる国の治安や、どんなタイプの旅行をするか?(旅行先の治安・旅行期間・安宿に泊まるのか、など)に応じて、必要だと思われるものを購入してください。

海外旅行におすすめの防犯グッズ7選

必須、または持っておくと安心な、海外旅行におすすめの防犯グッズをまとめました。

南京錠(ワイヤーロック)

南京錠は、バックパックで旅行するなら必須アイテム

スーツケースに鍵がついてない、手持ちの荷物が開けられてしまわないか心配、という人にもおすすめです。

以下のようにいろんな場面で役立ち、盗難にあいにくくなります。

  • バックパックのファスナー2つに通してロックをかけ、荷物が開けられるのを防ぐ
  • 荷物をワイヤーで柱などに固定してロックをかける(トイレなど、やむを得ずその場を離れなければならないときに)
  • ゲストハウスの自分用コインロッカーにロックをかける

ゲストハウスでは部屋にあるロッカーに鍵がついておらず、自分で用意しなければいけないこともよくあります。

南京錠は必ず持っておきましょう。

宿に備え付けの鍵よりも、自分で持ってきたもののほうが安心ですしね。

鍵をなくす心配のないダイヤル式・4桁のものがおすすめ。

そしてできればTSAロックといわれるものを選びましょう。

TSAロックだと、空港での預け荷物の施錠が禁止されているアメリカでも、施錠したまま預けられます。

セキュリティワイヤー

鍵とワイヤーが一体化したワイヤー巻き取り式ダイヤルロックは、トイレに行くときなど、大きな荷物を置いてちょっとその場を離れなければいけないときに、柱などに固定しておけて便利です。

ワイヤーの長さは1.2mまで伸びるので、だいたいの荷物に対応できます。

セキュリティポーチまたは隠しポケット

Amazonでもカテゴリランキング第1位、旅行ブロガーの人たちからも人気のセキュリティポーチ

パスポート、スマホ、財布などの貴重品を入れるための薄型のポーチで、服の下に隠せます。

   

わたしもこれは愛用していて、レビュー記事も書きました。

男女別の装着感や、装着したときのシルエットなど、気になるところは全部書いているので参考にしてみてください。

  

このセキュリティポーチは防水で、さらにスキミング防止機能までついてるという優れもの。

一人旅だと「パスポート・スマホ・財布」の3つの管理にすごく神経を使いますが、それらをこのセキュリティポーチに入れて肌身離さず、しかも服の下に隠しておけばかなり安心です。

初めて使ったときは、貴重品の管理の心配がなくなるだけでこんなにも心も体も身軽になるんだ!と衝撃を受けました。

一人旅で夜行列車や夜行バスに乗るときなどは特に、これがあると安心して眠れます。

 

でもセキュリティポーチってダサくない?

もっと薄くて、パスポートとカードだけとか、最低限のものが入れられればいいんだけど……という人にはこの 隠しポケット 的商品がおすすめ。

クリップひとつで、ズボンやスカートの内側にこれを着けてクレジットカードなどや現金などの貴重品を服の下に隠せます。

本当に最低限のものだけを入れておきたい場合は、薄くてぺらぺらなこのポケットが便利です。

スキミング防止カード・スキミング防止財布

クレジットカードやICカードと重ねて収納すると、スキミングを防いでくれるカード

スキミング
クレジットカードなどについている磁気ストライプをスキマーという機械で不正に読み取ってカード情報を抜き取り、全く同じ情報を持つクローンカードを複製して悪用する犯罪。
スキマーをカードに直接接触させなくても、近づけるだけで情報を読み取られる場合があるので注意が必要。

スキミング防止機能のないふつうのバッグや財布を使っている人には、あると安心な商品です。

わたしはセキュリポを使っているのでこれは使ったことがないんですが、スキミング被害は国内よりも海外の方が多いですし、実際被害にあった友人もいました。

スリも怖いですが、知らない間にカードの情報を抜き取られると気づくのがずっと後になるのでもっと怖い

今の時代スキミング対策も必須です。

  

スキミング機能がついている財布もあり、デザインにこだわらなければ2000円台~など手頃な値段で買えます。

そもそも旅行用に持って行く財布は、最悪盗まれてもダメージの少ない程度の値段のものにしておくのがおすすめ。

ムダに高い財布を持って行っても、スリに狙われるリスクが高くなるだけです。

  

マネークリップがついたクレジットカードケース、というものもあります。

このカードケースとは別に、小さめの小銭入れも別に持つと使いやすくて便利です。

ペア鈴

バッグのファスナーの閉め忘れを教えてくれるというアイディア商品、ペア鈴

この鈴をファスナーに取り付けると、ファスナーが開いているときに鈴が鳴り、閉めると音が鳴らなくなるので、ファスナーの閉め忘れがなくなります。

うっかりさんにおすすめ。

リュックカバー

これはただのカバーなので「防犯」という点であまり意味がないように思うかもしれませんが、この リュックカバー があるのとないのとでは安心感が違います。

バックパックのファスナーに南京錠をかけて、さらにこのカバーで覆っておくと安心。

晴れた日でもバックパックをむき出しの無防備な状態で持っているより、多少なりとも盗難のターゲットにはされにくくなると思います。

「防犯意識があるヤツ」と思わせることはターゲットにされないために重要です。

  

パックセーフという、バックパック全体にかぶせるワイヤーもあります。

これは確かに頑丈そうで、これをつけていれば盗難に合うことはまずないだろう……とは思いますが、難点は1万円と高額なことと、これ本体の重さが500g超えでかなり重いこと。

よほどの長期旅行で治安の悪い国に行くというのでなければ必要ないでしょう。

南京錠(ワイヤーロック)リュックカバーで基本的には大丈夫です。

防犯ブザー

これは防犯グッズというか、これを使わなきゃいけない事態にならないように行動しなきゃいけないよね、って感じですけども。

念のため不安な人は持っておくといいと思います。お守り的な。

バッグにつけておけば、「防犯意識のあるヤツ」と思われて多少は牽制する効果もあるかもしれません。

これを使わなきゃいけない事態ってそもそもけっこうヤバイ状況だと思うので、そうならないように事前の防犯対策をしっかりしていきましょう。

「たびレジ」で海外の最新の安全情報を確認しよう

外務省から、最新の安全情報を日本語で受信できる無料配信サービス たびレジというサービスがあるので、ぜひ利用しましょう。

メールアドレスまたはLINEアカウントを登録しておくと、出発前から現地の重大事件・事故・イベント・トラブルなどについての安全情報が入手できます。

「○○地区では外国人旅行者を狙ったひったくり多発」など、危ないエリアや犯罪の実例も教えてくれるので気をつけやすくなって安心。

旅行中も最新情報をすぐに知ることができ、万が一の事態にもすばやく対処できます。

たびレジ

海外旅行の防犯対策6つ

治安のいい日本と同じ感覚で海外を歩くのは危険です。

海外旅行に行くときにわたしが気をつけている防犯対策をまとめました。

海外旅行保険に加入する

まず大前提として、海外に行くのに保険に入らないというのはかなりリスキーです。

病気やケガ・盗難など万が一何かあったときに頼れるのが海外旅行保険。

保険に未加入だと、高額な医療費を請求される・カメラやスマホなどが壊れたり紛失しても泣き寝入りするしかない、といった状況になる恐れがあるので、保険には必ず入っておきましょう。

とは言え、保険料はなるべく節約したいと思いますよね。

そこでおすすめなのがクレジットカードに付帯している保険です。

なかでも、補償が充実していて旅行好きに人気なのがエポスカード

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エポスカードの特徴
  • 年会費無料
  • 即日発行
  • 年会費無料カードのなかでは海外旅行保険の補償内容がトップ(利用付帯)
  • 傷害(疾病)治療費用が270万円は年会費無料カードの中ではトップ
  • カード発行で2,000円分のポイントがもらえる

エポスカードの海外旅行保険は利用付帯。

エポスカードで旅費の一部を支払うだけで、特別な手続きをしなくても海外旅行保険がついてくる、ってことです。

利用付帯
航空機のチケット代・ツアー代金・公共交通機関を使った家と空港の移動などの旅費を、対象のクレジットカードで支払うと適用される保険のこと

  

年会費無料カードの中では、病気やケガをしたときの補償額が最大270万円とトップレベルで、持ち物の盗難や破損の際にも20万円まで補償。

そもそもクレジットカードの海外旅行保険はカードの枚数分だけ補償額が合算されるので、すでの海外旅行保険付帯のカードを他に持っている人でも、補償額の高いエポスカード は持っておくと安心です。

海外旅行好きはみんな持ってる「エポスカード」

  • 年会費無料カードのなかで海外旅行保険の補償内容がトップ(利用付帯)
  • ケガ・病気に補償額最大270万円、携行品の破損に最大20万円の補償
  • 補償額は合算されるので2枚目・3枚目のカードとしてもおすすめ
  • オンラインからの入会で2,000ポイント
  • エポスカードをわかりやすく解説

街歩きの荷物はできるだけ少なくする

街歩きのバッグは小さなものにして、荷物はできるだけ少なくしましょう。

あれこれ持っていって管理する物が増えると忘れ物もしやすくなるし、盗難の被害にもあいやすくなります。

わたしは基本、スマホ・クレジットカード・財布(現金は少なめで)・水・手ぬぐいくらいしか持ち歩かないようにしています。

ガイドブックは電子書籍にすれば楽だし安上がりです。

バッグは体の前に持つ

駅や電車のなかなど、人混みでは特にバッグは体の前に持つように気をつけましょう。

わたしと彼氏が一緒にスペインを旅したとき、彼氏はいつもはバッグを前に持っているのに、ほんの一瞬後ろにまわした瞬間に後ろを歩いていた男性にチャックを開けられて中をさぐられました。

横にいたわたしがすぐに異変に気づき、バッグの中身をチェック。

幸いそこに貴重品を入れていなかったので被害はありませんでしたが、「こんな一瞬でこんな目に合うのか」とゾッとした体験です。

危険なエリアに行かない・泊まらない

現地で治安が悪いと言われているエリアには行かない・泊まらないようにしましょう。

治安の悪いエリアはホテルの価格が安かったりしますが、宿代をケチって危ない目に合ったら元も子もありません。

また、繁華街から離れたエリアもホテルの価格は安くなりますが、人気ひとけが少なかったり灯りが少なく暗くて危ない場合もあります。

事前に情報をチェックして、危ない場所へは近寄らない・宿をとる際はエリアにも気をつけると安心です。

夜遅くまで出歩かない

現地の治安にもよりますが、特に女性は一人では夜遅くまで出歩かないようにしましょう。

夜は視界が悪くなり、スリなどが近寄ってきても気づきにくいです。

夜に人気ひとけのない路地を歩いたりするのもなるべく避けましょう。

知らない人に話しかけられたらまず警戒

特にアジアで多い(最近はそうでもない?)ですが、道を歩いていて知らない人から「日本語を勉強している」「日本に知り合いがいる」などと親し気に話しかけられる場合があります。

そういうときはまず警戒しましょう。詐欺・ぼったくりなどの可能性があります。

「道案内をしてあげる」などと勝手についてきて、あとからお金を請求するなどというパターンも。

もちろんふつうに親切なだけのいい人の場合もあるので一概には言えませんが、知らない人に話しかけられたらひとまず警戒、自分の荷物にも気をつけましょう。

まとめ

海外旅行に必要な防犯グッズと、渡航先の最新安全情報がうけとれる外務省のサービス たびレジ、そして防犯対策を紹介しました。

  

犯罪の被害にあわないよう、自分の旅行に合った防犯グッズを購入し、防犯対策も忘れずきちんとしていきましょう。

また、海外旅行に行くなら海外旅行保険は必須です。

まずは海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って、それでも補償の範囲や金額が足りないと感じたらふつうの保険に加入、とすると保険料が節約できます。

年会費無料のクレジットカードのなかでは、エポスカードの補償が手厚いのでおすすめです。

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