去年も実は4回?くらいワーケーションとして連泊した、山口県下関市の唐戸にあるuzuhouse(ウズハウス)
屋上やカフェから一望できる関門海峡とそこを行きかうたくさんの船は、何度見ても飽きないし、ほんとに気持ちのいい景色です。
このあたりからだと、ボートレース下関へのアクセスが悪いことだけが唯一の難点ではあるんですけども。笑
今回はボート関係なく行ったので、夜はあちこち飲み歩き。
前回行ったときに「唐戸から門司港へフェリーで飲みに行って最終フェリーで帰る」というのをやって楽しかったので、今回もまたそれをやってみました。
フェリーというと観光客的には「1回乗って終わりの観光の手段」って感じで、わたしもそういう発想しかなかったんですが、普通に「生活の足」としてとらえると自由度が上がって楽しいってことに気がつきました。
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唐戸に宿泊・門司港にフェリーで飲みに行ってみた
宿泊しているウズハウスから、てくてく歩いてフェリーターミナルへ。
下関グランドホテルの横に、チケット売り場があります。
大人片道400円の往復切符を購入。
自転車も260円で載せられるので、レンタサイクルがあればさらに行動範囲広がりますね。
ちなみにウズハウスでも自転車は借りられます。(1時間ごとに200円、4時間以上800円)
フェリーは日中は20分ごと、19時を過ぎると30分ごとに運航しています。
2月の夕暮れ時、乗客はそんなにいませんでした。
船に乗り込み、外のデッキに座って景色を眺めながら門司港まで、5分間の短いクルーズを楽しみます。
飲みに行くだけなのに、フェリーに乗るという行為が加わるだけで楽しい気分がちょっと増す感じがして良きです。
門司港には個性的なお店がいろいろ
門司港周辺は栄町銀天街という商店街があったり、お店の数は唐戸よりちょっと多いかな?という印象。
何軒か行ったなかで、個性的かつもう一度行きたいと思ったお店を紹介します。
ちなみに、門司港を昼に観光したときの様子はこちら。
時が止まっている…『魚住酒店』
Googleマップを見ていてみつけた角打ちのお店、魚住酒店。
繁華街のはっしこの、さらに細い路地を入っていったところにありました。
予想をはるかに上回る、激渋の佇まい。
看板、引き戸、壁などのすべてに長い時間が凝縮されている感じがします。
中に入ると、これまたある意味完璧な雰囲気。(店内全体を写した写真を撮り忘れてしまったので、Googleマップから拝借)
「時が止まったよう」なんてものではなく、止まってますこれは完全に。
奥には店主の生活している場があって、年季の入ったちゃぶ台やガスコンロなどが垣間見えます。
そしてわたしが入店したときは、店主がちょうど何か麺をすすっているところでした。
カウンターの後ろには日本酒・焼酎・缶詰などが並び、カウンターにはスナック菓子・水・塩。
なんともシンプルで飾り気の全くない水と塩。
以前はおつまみでゆで卵を出していたので、塩が置いてあるのはそのときの名残りだそうです。
ビールや酎ハイもあり、それらは後ろの冷蔵庫をあけて自分で取ります。
ほどなくして、紙と枝豆が出てきました。
紙は、食べ終わった枝豆のさやを置いたり、塩を置いたり。
皿ではなく紙。たしかに、これでいいっちゃいいですね。
2杯目は、北九州の地酒「天心」をキャベツ太郎・塩とともに。
グラスはけっこう大きく見えましたが、180mlとのこと。すーっと飲みやすいお酒でした。
そして久しぶりに食べるキャベツ太郎がうまい。
すぐ側の居間で店主が麺をすする音を聞きながら、店内を見まわし静かに酒を飲んでいると、今がいつでここがどこなのかよくわからなくなってくるような……
ビール大瓶・お酒1杯とキャベツ太郎で500円程度。
店主の佇まい含め、時空が歪んでいるような不思議な雰囲気のお店でした。
▶魚住酒店
何を食べてもハズレなし!『旬彩工房こやま』
唐戸の行きつけの飲み屋で教えてもらった『旬彩工房こやま』
前回ふらっと尋ねたら満席で入れなかったので、今回はちゃんと予約していきました。
お店の扉を開けると大将と接客の女性のすごく優しい笑顔に迎えられ、初めて来た感じがしないようでほっとします。
そして、出てきたお通しがかなりちゃんとしていて、この時点で勝利を確信。
ちょっとずつこういうの出てくるとありがたいんですよね。
フードメニューは、お刺身や季節物が充実。
お酒もひととおりそろっていて、なかでも芋焼酎のボトルは種類豊富でした。
このお店はまた来たい!っていうのと、どーせそこそこ飲むしな……ってことで途中から芋のボトルを入れて炭酸割で。
そして食べ物は、何を食べてもハズレなく本当にどれもおいしい!
刺身盛り合わせ(1,680円)
まず盛り付けが華やかできれいだし、クジラが入ってるのも嬉しいし、どれも全部おいしくて、コスパ良過ぎ。ツマもしっかりいただきました。
太白ネギ丸焼き(580円)
ネギは炭火焼がおいしい!ってのをしっかりわからせてくれる、ネギの甘味と炭の風味がたまらない料理。
無類のネギ好きのわたしはいくらでも食べられそうでした。
大分のシイタケ塩焼き(580円)
プリプリのシイタケ、そんなに肉厚って感じではなかったですが、そのままでも塩がきいてておいしいかったです。
板わさ(380円)
かまぼこのてっぺんのところに小さな切り込みが入っていて、そこにワサビが詰めてあるという芸の細かさ。
しかも板からはみ出るほどの量で、期待以上。結んだかまぼこが芸術点を上げてます。
さすが唐戸の飲み屋さんがおすすめするお店。
接客・味・コスパ・雰囲気、どれも大満足でした!
80代?90代?夫婦が営むバー『館』
こちらも唐戸の飲み屋で教えてもらったお店で、細い路地を入っていくと現れる『カクテルスナック 舘』
魚住酒店も相当渋かったですが、こちらも全く引けをとらない渋さがあります。
看板の文字のフォントも味がある。
中に入ると、温和そうな表情のマスターと、ちゃきちゃきした感じの奥様が出迎えてくれました。
ご夫婦とも、かなり人生の大先輩と言える年齢です。
ドリンクはマスターが作るのかと思いきや、肩を痛めてシェイカーを振ることができないので……ということで、エプロンをつけた奥様がかっこよくシャカシャカ。
マスターに向かって「あれ取って」などと強めに指示する奥様と、「ハイハイ」とにこにこ応えるマスターの様子がちょっとおもしろかったです。
昔の作り方?なのか、このお店のドリンクは氷が少なめでお酒がしっかりめ。
調子に乗って飲んでたらあとでガツンときました。笑
カウンター6席ほどのこじんまりとした店内はとても落ち着く雰囲気で、ご夫婦の昔話や街の歴史を聞くのも楽しいです。
そして、フードメニューが意外にもたくさんあってびっくり。
そのなかに、『壱銭洋食』という見慣れないものがあったので注文してみました。
水で溶いた小麦粉に刻みネギを入れて焼いたのが、この「壱銭洋食」
お好み焼きのルーツのひとつとされる料理らしいです。
あおさ粉とダシ粉の香りがアクセントとなっている、駄菓子のような食べ物でした。
最後に、ご夫婦の写真を記念にパシャリ。
できるかぎり長く、頑張って営業していてほしいお店です。
夜景を眺めながら最終フェリーで唐戸へ
門司港から唐戸へ帰るフェリーの最終便は、21時50分。
飲み屋街からフェリー乗り場まではそう遠くないけど、ギリギリまで飲んでたせいでダッシュで向かいます。
行きに往復切符を買っておくと乗船がスムーズです。
最終便が早いのがちょっと残念ではありますが……、これでサクッと宿に帰るも良し、ひき続き唐戸の町へ繰り出すも良し。
帰りは夜景を眺めながら、5分間の短いクルーズを再び楽しみます。
移動時間5分という気軽さが飲みに行くのにちょうどいい、唐戸⇔門司港。
フェリー移動という非日常な感じがイベント感あって楽しいし、行きには夕焼けが、帰りには夜景が観れてなんとなく得した気分にもなれるのでおすすめです。
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