九谷陶芸村は九谷焼初心者におすすめ。個性豊かな作品がたくさんあって絵付け体験もできます

ボートレース三国
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旅打ちついでに焼き物購入シリーズ。

今回はボートレース三国に行くのに石川県の小松空港から入り、九谷陶芸村という場所に立ち寄って九谷焼を購入してみました。

九谷焼というと派手でポップな色使いで……というイメージしかなかったですが、思っていたよりももっといろんな絵柄があって、自由な作品がたくさんあって九谷焼ってこんなにおもしろかったのか!

と、いい意味でかなりイメージが変わり楽しかったです。

九谷陶芸村はアクセスは良くないですが、いろんな九谷焼が一度に見れて雨でも困らない場所なので、焼き物に興味がある人にはおすすめです。

九谷陶芸村へのアクセス

九谷陶芸村は空港からも駅からも遠く、バスや車で行くことになります。

わたしたちは小松空港でレンタカーを借りて、九谷陶芸村を見たあとは芦原温泉まで行って乗り捨てという形にしました。

バスでのアクセスはあまりよくありません。

▶小松空港から
小松空港 リムジンバス小松空港線(約12分)⇒ JR小松駅 ⇒
加賀白山バス辰口方面(いしかわ動物園)行き(約30分)⇒ バス停:泉台下車、徒歩7分
JR小松駅 北陸本線 各停金沢方面行(約6分)⇒ JR能美根上駅下車

▶JR能美根上駅から
観光ルート…九谷陶芸村下車
連携ルート(日中)…泉台コミュニティセンター下車、徒歩7分

九谷陶芸村へのアクセス

九谷陶芸村はバリエーション豊かな九谷焼が一度に見れて楽しい!

焼き物を買うときは、まずはいろんなお店が集まっているところでいろんな作品をたくさん見ることが大事。

何もわからない最初のうちは、まずは数をたくさん見ていくことで自分の中にちょっとだけリテラシーができてくるし、お店の人もあれこれ親切に教えてくれます。

伊万里焼・有田焼を買ったときもそれぞれ、そのやり方で好みのお皿が買えました。

ということで、九谷焼のお店は10店舗集まっている九谷陶芸村

伊万里焼や有田焼のお店が集まっていた大川内山アリタセラに比べたら規模はかなり小さいですが、ひとつひとつのお店に本当に個性豊かな作品が並べられていて、じゅうぶんに楽しめました。

お店の奥には体験館もあり、焼き物の絵付け体験もできます。

また、すぐ隣には九谷焼を展示した美術館もあるので、このエリア一帯で九谷焼を学ぶ・体験する・購入することができるという仕様になっています。

わたしたちは「購入」に絞って、各店舗を1軒1軒かなりじっくり見てまわりました。

 

九谷焼は色がとにかく派手!というイメージがありますが、実際やっぱりそういう作品が多かったです。

以下の5枚のお皿の絵柄は九谷焼の代表的な色絵とデザインだそうで、それぞれ古九谷こくたに木米もくべい・吉田屋・飯田屋庄三しょうざという名前がある、ということをお店の人から教わりました。

赤色と金色のお皿、色使い的に九谷焼のイメージとはちょっと違ってましたが、こういうのもあるんですねー。

九谷焼は色使いが派手だからか、いろんなキャラクターとコラボしても全く違和感がないしむしろおしゃれなのがすごい。  

手塚治虫シリーズは、キャラクターとデザインと色使いがどれもぴったりで、かなり完成度が高い!と思いました。

これら生活の器にくわえて、以下のようなかなりの大物が置いてあるお店もあります。

 

何十万もする急須セットとか。

青と金色の急須セットはよーく見ると青い粒がひとつひとつ描かれていて、青粒あおちぶという柄だそうです。

セットで66万円もするものは、描かれたツブツブがさすがに細かくてきれいでした。

 

伝統的な絵柄やデザインとはまた全く違った、作家の独自性が出ている作品が展示されているお店もあり、これも九谷焼なの?と目からウロコ。

 

九谷焼の色味を使って、鮮やかで今っぽいデザインでかわいい~。差し色的に入る金色がいいですね。

 

夜の街を表現したお皿や花瓶。

なんか自由でいいなー九谷焼。と思わせる作品がたくさんありました。

そのなかでも個人的にかなり気に入ったのが、虎が寝そべっているこちらのお皿。

照明の加減で黄色っぽく見えてますが、実際は白いお皿です。

一目見てかわいいー!と思ったんですが、お値段を見ると66,000円。おいそれと買える値段ではなく諦めました……。

このお皿に何を乗せよう?って考えると楽しいし、実際あれこれ乗せるといちいち面白く豪華になりそうな、めちゃくちゃいいお皿なんですけどねー。くぅ。

改めて写真で見ていると欲しくなってきます。

わたしが買った九谷焼

10軒のお店をまわり、何度もお店を行ったりきたりしてわたしが実際に買った九谷焼はこちら。

小皿の5枚セット5,500円。秀幸九谷(株)というお店で買いました。

赤に水色が入った真ん中のお皿がかわいくて、ほんとはこのお皿だけが欲しかったんですが、5枚セット売りだったので悩んだ末に購入。

九谷焼の代表的なデザイン5枚セットだからまぁいいか……と自分を納得させつつ。

九谷焼はなぜか5枚セット売りの物がけっこうあって、絵柄が同じモノはバラ売りもしてくれますが、それぞれ絵柄が違うものはだいたいセットでしか購入できないみたいです。

でも1~2人暮らしの人が多く、自宅に人を呼ぶ習慣がない人も多い現代では、5枚セット売りだと購入を諦める人も多い気がしますけどね……。

もう1枚はちょっと大きめのお皿が欲しかったので、九谷っぽさのある色味の大皿にしました。たしか5,500円。

1万円から足が出た分は、お会計時にお店の人がご厚意でおまけしてくれて少し安く購入できました。

そしてもうひとつは(株)満る文というお店で、ワゴンセールで安くなっていたおちょこ各800円。

酒器としてだけでなく、ちょっとしたツマミを盛ったりするのにもちょうどいいかなーと思って買ってみました。

今まで常滑焼・瀬戸焼・伊万里焼・有田焼などを旅打ちついでに買ってきましたが、九谷焼が最も華やか!

基本的に地味目のお皿が多い我が家で、九谷焼が明るく強い個性を放っていていい感じです。

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