日本ほどお酒が飲めるお店がたくさんあるわけではない台湾。
どうしても1軒だけで帰りたくない、ハシゴしたいタイプのわたしは、バーに行きたい!台湾のウイスキー「KAVALAN」も飲みたい!
ということで、夜の街を徘徊してバーを探してみました。
Googleさんの力も借りて。
探せば意外とあるもんですね、バー。
2日間で4軒行ってみたので、それぞれメニューや店内の雰囲気など紹介したいと思います。
個人的おすすめは「月下獨酌」というお店です!
フォトジェニックな神農街で人気のおしゃれバー「TAIKOO(太古百貨店)」
おしゃれなカフェや雑貨屋さんなどが並び、街歩きが楽しい神農街。
夜になると黄色い明りが灯り、独特の雰囲気を醸し出すフォトジェニックな通りへと変身します。
バス亭を降りてすぐのこの入り口は、異世界への入り口のよう。
古い建物が並ぶノスタルジックな通りには自動販売機やガチャガチャが並んでいたりして、そのごちゃまぜ感がなんとも不思議。
この通りのはしっこに、古民家を改装したおしゃれバーの「TAIKOO(太古百貨店)」があります。
入り口の明かりと、ぼんやり見える店内の雰囲気がすでにいい感じの「TAIKOO(太古百貨店)」
一階はカウンター席が2席と、テーブル席が4つ。
間口から想像したよりも店内は広く、かなりゆったりとしたつくり。
そしてものすごく贅沢な空間の使い方をしています。
わたしたちが案内されたのは2階。「広い屋根裏部屋」って感じの雰囲気で、めちゃくちゃ落ち着きます。
ベランダにも席があり、通りを見下ろせます。
わたしたちは最初はここに座ろうと思ったんですが、暑かったので中の席にしました(笑)
ビール200元(720円)、ソフトドリンク120元~(430円)、ウイスキー200元(720円)、カクテル200元~(720円)
日本のバーのようにテーブルチャージはありません。
値段的には、日本のバーと同じくらいかちょい安い感じ。
とは言え、台湾の物価を考えるとぜいたく~!
わたしはソルティドッグを、彼氏はジントニックを注文。
味は両方とも「ふつう」でした(笑)
お店の内装とか雰囲気はすごく良くて落ち着くんですが、カクテルの味自体はとりたてて…といった感じです。
店内には日本人観光客がちらほら。
神農街の雰囲気を楽しむ場所としてはいいと思いますが、お酒が好きな人にはちょっと物足りないバーかもしれません。
路地裏にひっそりたたずむ隠れ家的バー「月下獨酌」
神農街の「TAIKOO」がわたしにはちょっと物足りなかったので早々に切り上げて、どっか2軒目いいとこないかな~とキョロキョロしながら歩いていると、大通りから1本入った狭い路地に明かりが灯っているのが見えました。
「月下獨酌」
地味で目立たない入り口がまたいい感じ。
お店に入ってカウンターの真ん中に座ると再び「月下獨酌」
なんか台湾のバーに来た!って感じがしていいですねこれ(笑)
「TAIKOO」よりお酒の種類も多そうでいい感じです。
ウイスキーもたくさん。
黒板には今日のフルーツが書かれていました。
グアバとかパパイヤとか、普段日本ではあまりお目にかかることのないフルーツカクテルが飲めそうです。
2階席もある?のかな?
お店は路地裏という場所もあってか、落ち着いた店内には地元の人らしいお客さんしかおらず、とてもいい雰囲気。
ここはメニューがありませんでした。
彼氏は再びジントニックを、わたしは台湾のウイスキー「KAVALAN」をロックで注文。
ジントニックは「TAIKOO」で飲んだものよりキリッとしておいしく、KAVALANのロックは氷もちゃんとしているし、おいしかったです。
KAVALANはどれもだいたい強いクセもなく飲みやすいウイスキーなので、普段あまりウイスキーを飲まない人もチャレンジしやすいと思います。
2杯目、フルーツカクテルを頼もうか迷った末、いつもよく飲んでいるギムレットをたのんでみました。
これも、キリッと爽やかで飲みやすくておいしい。
2人いるバーテンダーさんは爽やかイケメンで、話しやすい雰囲気で酒もうまい。
路地裏にあるということもあってか、観光客がいないので「TAIKOO」とは違った落ち着いた雰囲気が楽しめます。
グーグルの口コミも少ないので、まだ穴場というか、隠れ家的なお店なのかも。
個人的には、ここが一番気に入りました。
お値段はだいたい1杯300元(1080円)程度。テーブルチャージはありません。
珍しいお酒が多い「Bar Mozaiku」
神農街周辺の繁華街からは少し離れたところにある「Bar Mozaiku」
すごく生活感のあるビルの1階です。
こちらも、なんとなく店内は地元の人たちが多いような印象。
バックバーはお酒で埋め尽くされていて、その中には見たことのないボトルもたくさんあります。
日本の梅酒やクラフトジン、台湾のローカルな?お酒など、珍しいお酒が飲みたい人にはおすすめです。
わたしは「KAVALAN」のポートカスクフィニッシュをストレートで注文。
すると、ウイスキーストレートに加えて、氷が入ったロックグラスも一緒に出てきました。
最初はストレートで、途中からロックで楽しめるように、ってことですね。
チョコレートまでついてます。
スッキリした甘さのあるウイスキーがチョコレートとよく合っておいしい~。
彼氏はいつものようにジントニックを。
出てくるのにめちゃくちゃ時間かかってるな~~~と思ったら、なんかちょっと一味違ったジントニックがでてきました。
キュウリの青い爽やかさがおいしいです。
次は何を頼もうかな…と考えながら飲んでいると、4人組のお客さんが来て、お店は急に忙しそうに。
ここはお酒はそこそこおいしいものの、提供がめちゃくちゃ遅い……!(笑)
仕事が丁寧なのはわかるんですけど、見ていると無駄な動きが多いというか…。
なので、やむなく1杯でお店をでました。
隣に座っていた常連さんらしきおじさんがよくわからないカクテルを頼んでいたので、それの正体が知りたかったんですけどね~。
近所の若者たちが集まるカジュアルバー「Simple Plan」
「Bar Mozaiku」で1杯しか飲めなかったので、ホテルに帰る途中で見つけたバーに寄り道。
近所の人たちが気軽に立ち寄れそうな雰囲気のカジュアルなバーです。
店内はよくあるタイプのカジュアルバーというか、常連の若者たちがだべってる(←死語?笑)感じのどこか気だるい雰囲気。
あるある~こういうお店。
ここはメニューがありました。
ビールは100元(360円)、カクテルは200元(720円)~と、他のおしゃれバーより若干安いです。
なんと!食べ物もすごく充実しています。
値段もお手頃。
わたしたちはお腹がすいてなかったので注文しませんでしたが……意外とこういうところのつまみがおいしかったりするんですよねぇ。
どうなんでしょーか。
Googleの口コミだと料理おいしいらしいです。
なんかバーというよりも、半分居酒屋のような感じなのかなー?
わたしはマルガリータを、彼氏はモヒートを注文。
両方とも、なんとも気軽なおいしさ。
お店のスタッフの方もとても気さくで、特別おしゃれじゃないけどだからこそ気負わずに来られる、これはこれでいいバーだよなぁって感じでした。
まとめ
台湾の飲食店はお酒が置いてある飲食店が少なく、置いてあったとしてもだいたいビールだけ。
バーとかあるのかな……と心配してましたが、調べるとけっこうあるもんですね。
値段的には、日本のバーのようにテーブルチャージがなく、ひとつひとつの値段も日本よりちょい休めか同じくらい、ってイメージです。
わたしは2日間で4軒行きましたが、その中でも一番気に入ったのは大通りから路地を一本入ったところにある「月下獨酌」というバー。
神農街にある「TAIKOO(太古百貨店)」がいかにも観光名所的な感じなのに比べて、隠れ家っぽい雰囲気があるのがバーらしくていいなぁと思いました。
お酒もおいしいし、バーテンダーさんもいい感じです。
ちょっとどのお店か忘れてしまったんですが、お店によってはカードでの支払いができないところもあるので、先に確認するか、たくさん飲む人は現金を多めに持っていきましょう!
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