台湾旅行に行く前に、日本に住む台湾人の方に台南のおすすめ店を聞いたら、返ってきたメールがあまりにかわいかったのでアップしてしまったのがこの記事。
牛肉湯、牛肉麺、小籠包のおすすめ店3軒を教えてもらいました。
せっかくだから全部行きたい!ってことでなんとか全部行けたので、それぞれレポートしてみたいと思います。
結論から言うと、「文章牛肉湯」ってお店が一番おすすめです!
「文章牛肉湯」は新鮮な牛肉のメニューが充実!
安平(アンピン)の観光エリアの入り口あたり、運河沿いにある「文章牛肉湯」
大通りに面していて、大きな看板なのですぐにわかります。
外にもテーブルがありましたが、店の外の中もほぼ満席。
わたしたちはなんとか運よく席につくことができました。
店内の壁はお客さんのメッセージで埋め尽くされています。混雑具合といい、相当の人気店であることがうかがえます。
見事に全部牛肉のメニュー!全部おいしそう。
席に着いたらこの注文票に数字を書き込んで、外にあるレジで先にお会計をすませます。
漢字ってすばらしい。
なんとなーくどういうメニューなのか想像がつきます。
1品の値段が、街なかのお店に比べたらちょい高めかな?
店内の一角では、おばちゃんが手際よくどんどん牛肉をさばいているのが見えました。
牛肉湯(小)100元(360円)
新鮮な生の牛肉にスープをかけて完成、というシンプルな牛肉湯。
これ写真で見るとすっごく地味でおいしそうな感じがあんまりしないと思うんですけど。
めちゃくちゃおいしいです!!
スープがすーっとクリアなんだけど牛の深いコクも出てて、でも臭みは全くなくて、すんごいうまい。感動。牛骨スープとはまた違ったスッキリした味わいです。
葱爆牛舌(小)120元(430円)
これは見たまんま、うまい。
台湾料理っぽい独特のにおいはなく、なんの違和感も無くうまいです。
牛肉炒飯120元(430円)
これまた見たまんま、うまい。
期待を全く裏切らないめちゃうま炒飯です。
テーブルの横には、醤油や千切りのしょうが、豆鼓醬などが置いてあるので、お好みで牛肉湯に入れたりするとさらに味がバージョンアップされてうまいです。
あんまりうまかったので、次の日の朝わざわざバスに乗ってまた行きました。
牛肉湯はいろんなもつが入ったタイプの綜合牛肉湯というのを頼んでみましたが、最初に食べたシンプルな牛肉湯の方がおすすめです。
でもこっちももちろんおいしいです。
朝から牛肉ざんまいでぜいたく朝ごはん。
何を食べてもうまいので、全メニュー制覇したい…!!
近所にあったら絶対通ってますこれ。
台南の安平に行くならぜひ!
行かないならわざわざここをたずねてぜひ安平に!と強くおすすめしたいお店です。
文章牛肉湯は2店舗あって、わたしが行ったのは古い方の店舗なんですが、なぜかGoogleマップには新店舗の方しか載ってないっぽい…?
それぞれの店舗は同じ通り沿いにあって、800mほど離れたところにあります。
「桃花源牛肉麺館」は甘めのスープにとろとろ牛肉がおいしい
つづいては牛肉麺のお店「桃花源」
南寧街という静かな通りに面したお店です。開店10分後くらいに行ったら、店内にはすでにお客さんが2組いました。人気店なので、行列ができることもあるようです。
牛肉麺だけでもいろいろ種類があって、中に入っている牛肉の部位や量が豪華になるほど値段もあがるって感じですかね。
このあとまだ食べたいものがあったので、牛肉麺を1杯と小皿料理を注文して彼氏と二人でシェアすることに。
お店には申し訳ないな…と思いましたが、店内もまだすいていたし店員さんにもイヤな顔をされなかったので、ほっ。
何種類かあるなかの、どの牛肉麺たのんだのか忘れてしまった……。
たぶん三寶牛肉麺180元(650円)じゃないかなーと思うんですが。
丼モノを1杯注文するごとに、梅ジュースが1杯無料でついてきます。
牛肉麺と言えばちょっとコクのある濃い味を想像していたんですが、こちらは意外にあっさりして飲みやすいスープ。
ほどよい甘さがイイです。
麺は表面がつるつるしていて、こちらも予想外な食感でうまい。
そして、ごろっと入った牛肉はよく煮込まれていてやわらかくてジューシー&ボリューミー!
写真ではわかりませんが、大きな牛肉のかたまりがいくつもごろごろとスープの中に沈んでいて、かなりのボリュームです。
これはふつうに一人で食べるのけっこうきついかも、と思うくらいお肉が入ってました。
スッキリした甘さのスープにつるつる麺とごろごろ肉。
満足度の高い牛肉麺でした。
日本語の説明もあって安心。巨大食堂の「上海好味道小籠湯包」
3軒目はこちら「上海好味道小籠湯包」
想像していたよりもかなり大きなお店!
入り口には行列ができていて、「うわ~並ぶのか…」と思いましたが、席数が多くて回転も早いのか、渡されたメニューを見ている間の10分ほどで入店できました。
入り口の横が厨房になっていてガラス張りなので、たくさんのスタッフが小籠包や餃子を作っているところが見られます。こういうの見てるのって楽しい~。
すべてのメニューが写真付きで、日本語の説明もあるので注文には困りません。
注文票にチェックを入れてスタッフにわたします。
広い店内を、スタッフの人がきびきびと動いて注文の品をすぐに持ってきてくれました。
混んでいるにもかかわらず、提供がめちゃくちゃ早い!
入店を待っているあいだ、作っているところを見ていた小籠湯包95元(340円)
このお店を教えてくれた台湾人の人いわく「人生で一番おいしい小籠包!」とのことですが…
わたしと彼氏の正直な感想は「……そこまでじゃあない」でした(笑)
もちろん普通においしいのはおいしいです。
ちょっとハードル上がり過ぎてたかな?(笑)
酸辣麺80元(290円)
食べすぎて疲れたわたしたちの胃に優しいスープ。
麺がちょっとソフト麺っぽい感じなのが意外でした。
わたしにとって酸辣湯と言えば中華三昧の酸辣湯なわけですが(これがインスタントとしてはかなりうまい)、それよりも辛さがなく、スープも麺もかなりマイルドな感じでとにかく優しい味。
個人的にヒットだったのは麻醬水餃70元(250円)
ごまダレがかかった水餃子で、このごまダレがすごくごまの風味が濃くてうまい!
餃子の皮もつるつるもちもちで、口の中が気持ちいい!
個人的には、おすすめされた小籠湯包よりもこっちの方が好きでした(笑)
これはまた食べたい!
冷菜は、お店の入り口近くにある冷蔵庫の中から自分で取って、注文票に自分でチェックしておくというスタイル。
わたしたちはこのあとも食べたいものがあったので我慢しましたが、どれもお酒が進みそうなおいしそうなメニューばかりでした。
まとめ
個人的には、「文章牛肉湯」は絶対に行ってほしいお店、「桃花源」と「上海好味道小籠湯包」は近くに行くことがあれば立ち寄ってみてほしいお店、という感じです。
3店舗ともグーグルの口コミも良く人気店で、時間帯によっては行列ができるお店のようなので、なるべくピークタイムをはずして行かれるといいと思います。
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