台湾に行くのは何度目かで、有名な観光地はだいたい見たし他にどっかおもしろそうなとこないかなー?とGoogleマップを見ていて、見つけたのが淡水。(わたしはガイドブックではなく、Googleマップから行きたい場所を探すことが多い)
なんと台北からフェリーでも行けるみたいだし、海辺で景色も良さそうだし楽しそう!ってことで行ってみました。
淡水・八里・淡水漁人碼頭の3つのエリアを、1日かけてのんびり観光。
台北の都心部から少し離れて、郊外の街と海や山など自然の風景もゆっくり楽しめるエリアで、すごく良かったので紹介します。
海外旅行好きはみんな持ってる「エポスカード」
- 年会費無料カードのなかで海外旅行保険の補償内容がトップ(利用付帯)
- ケガ・病気に補償額最大270万円、携行品の破損に最大20万円の補償
- 補償額は合算されるので2枚目・3枚目のカードとしてもおすすめ
- オンラインからの入会で2,000ポイント
- エポスカードをわかりやすく解説
台北から淡水への行き方
台北から淡水へはMRTが早くて安いですが、フェリーで行くという方法もあります。
MRTで行く
台北駅から淡水駅までは、MRTの淡水信義線(赤色のライン)で約40分。
10分間隔で出ていて、乗り換えなしの一本で行けます。
フェリーで行く
台北から淡水へは大稲埕碼頭というところからフェリーも出ていて、約1時間半で行けるみたいです。
MRTだと約40分なので、フェリーはその倍の時間がかかるってことですね。
と言っても、Googleで調べても運行状況に関する情報が出てこず……散歩がてら乗り場に直接行ってみました。
観光名所の迪化街や永楽市場などがあるエリアから近いところにあります。
埠頭広場にはピザやサンドイッチなどの屋台が並んでいて、楽しそうな雰囲気。
別の日の夕方にもう一度来てみたら、お酒と食事を楽しむたくさんの人たちで賑わってました。
金色三麥(SUNMAI)という、コンビニでもよく見かける台湾のクラフトビールの生が飲めるお店もあっておすすめです。
そしてこの日のフェリーのチケット売り場は閉まっていて、スタッフもおらず……。
向こう10日間ほどの運航状況と思われる紙が貼りだされていました。
わたしたちが行った日は淡水までのフェリーは運航しておらず、淡水よりも少し手前にある關渡埠頭というところまで行くものしかなかったようです。
今後需要が戻ってくれば、また淡水行きも復活してくれるはず……。
フェリーは小さくてかわいらしいもので、きっと乗客はそんなに多くないんでしょうね。
夕陽や夜景を見るための周遊船もあるようなので、次回はぜひ乗ってみたいです。
淡水・八里・淡水漁人碼頭の位置関係
まず、淡水・八里・淡水漁人碼頭の位置関係はこんな感じです。
わたしたちはこれらの場所をそれぞれフェリーで移動しようと思ったんですが、八里から淡水漁人碼頭へのフェリーがコロナの影響で運航がストップしたのか?
運航していたのは、
- 淡水⇔八里
- 淡水⇔淡水漁人碼頭
のみでした。(2023年2月)
川沿いの景色と老街が楽しい淡水
淡水駅はけっこう大きくてきれいな駅舎です。
駅を出ると広い公園があって、郊外に来たなーって感じがしてなんかいい。
川の方と反対側にはショッピングモールがあり、お店が立ち並ぶ繁華なエリアが広がってます。
川沿いのほうは視界が開けて気持ちよく、観光客向けの飲食店やお土産屋などが多数。
街と自然が近くて、台北市内からもそう遠くないし、住むにはけっこういいところなんじゃないかと思います。
川沿いから老街のほうへ入っていくと道が狭くなり、急に生活感のある雰囲気になっていくのも楽しいです。
駅前に立派なショッピングモールがあっても、結局こういう市場が一番にぎわうんだよな、というのが面白くもあり。
そして、こういうお店で食べたくなるんだよなご飯。(写真ブレブレですみません)
台湾の市場では、バイクでのドライブスルーで買い物をする人が本当にたくさんいますね。
台湾のバイク乗りの人たちを見ていると、バイクが単なる乗り物ではなく体の一部のような、体と一体化してる感じがあります。
ただ、どんなに狭いとこでもどんなに歩行者で混んでいてもバイクで入ってくるので、けっこう危ないんですけどね。(わたしも一度ひかれかけた)
川沿いの観光エリアに再び戻ると、飲食店や雑貨屋などがひたすら並んでいて、買い食いしながら歩いてるだけで楽しいです。
こじんまりとした、新しくてきれいなフードコートもありました。
トイレもあるしゆっくり座れるし、子連れにはこういう場所が安心ですよね。
北方向の漁港があるあたりまでいくと、写真映えしそうなおしゃれなカフェやレストランがいくつかありそうでした。
淡水からフェリーで八里へ。日曜に行ったら八里が激混みだった!
淡水を一通り散歩した後、フェリーで八里へ。
八里までは片道34元(約143円)、往復割引などはありません。
フェリーは随時運航という感じで次々と来ていて、数分並んだだけですぐ乗れました。
Googleマップで淡水渡船碼頭を見ると、「出発案内」として次の出発時刻が表示されてます。
フェリーは遊覧の意味もあるのか、まっすぐ対岸に向かわず、少し遠回りしてゆったりと進行。
気持ちのいい景色が広がります。
そしてあっという間に八里に到着。
降りてブラブラ歩いていくと……
想像の何倍も混雑していてびっくり‼
わたしたちは特にガイドブックを見ることもなくGoogleマップだけを見て来たんですが、田舎で人もそんなに多くない、のんびりした雰囲気を想像していたらまさかの激混み。
いくら日曜日だからってウソだろ……ってぐらいの人がいて、歩くのもけっこう大変なくらいでした。
かわいいレンタル自転車のお店があって、なるほどそういうエリアなのね。と察します。
自転車専用レーンがあり、川沿いを走れるみたいでこれはたしかに気持ちよさそう。
ちなみに、写真右側に長蛇の列ができているのは、淡水へ向かうフェリー乗り場の人の列です。
淡水のフェリー乗り場よりも、圧倒的に長い行列でした。(帰りはわたしたちもこの行列に並び、予想よりは早くフェリーに乗れました。並んだのは約20~30分くらい)
老街もあったのでいろいろ散策してみたかったんですが……かなり広い範囲で続いていそうなこの人混みの中に入っていく気が起きず断念。
ここはまたいつか平日に来よう……と思いながら、混雑具合がまだマシそうな川沿いを歩いて行きます。
なんだかこのあたり全体がテーマパークのような感じで、これは休日はファミリー層が来るか……と納得。
夜市と同じように、いろんな屋台が立ち並んでいてかなりの賑わいです。
子供のために、お父さんが真剣に輪投げやってたり。
飲食店だけでなく、射幸心を煽るこの手のお店もたくさんありました。笑
これらのお店を通り過ぎ、人の少ないほうへ少ない方へと歩いてやっと一息。
混雑エリアを離れると、のどかで気持ちのいい光景が広がっていて、地元の人たちがリフレッシュするためにここに来るのもわかります。
八里からフェリーで淡水へ戻り淡水紅毛城・淡水漁人碼頭へ
八里のあまりの混雑ぶりにちょっと疲れたので、わたしたちは早々に淡水へ戻ることに。
フェリーのチケット売り場で、八里から淡水漁人碼頭へ向かうフェリーがないか一応確認してみます。
「八里ー淡水漁人碼頭」あるじゃん!と思ってチケットを買おうとしたら、八里から直接淡水漁人碼頭へ向かうフェリーはないと、窓口の人に言われてしまいました。
よくよく見たら、黄色い字で「経由淡水」って付け足しで書いてあります。
やっぱり、八里ー淡水漁人碼頭を直接行き来するフェリーはないみたいです。(2023年2月)
ということで、再び淡水行きのチケットを買って戻りました。
そして、街なかを歩いて散策しながら淡水紅毛城へと向かいます。
淡水紅毛城とはWikipediaによると、
古くはサント・ドミンゴ城(聖多明哥城)、アントニー要塞(安東尼堡)と称され台湾新北市淡水区に残る古跡。1628年、当時台湾北部を拠点としていたスペイン人により建設され、スペイン勢力撤退後はオランダ人により1644年に再建された。1867年以降はイギリス政府に租借され、当時のイギリス領事館が業務を開始し、それは1980年に中華民国政府に所有権が移管されるまで続いた。紅毛城は台湾に現存する最古の建築であると同時に、内政部により国家一級古跡に指定されている。
紅毛城 Wikipediaより引用
長い歴史のなかで、スペイン→オランダ→イギリスと所有者が変わった洋館ってことですね。
フェリーの中からもよく見えました。(写真左、台湾国旗が掲げられた赤レンガの建物。右は大学)
紅毛城の入場料は80元(約350円)
規模はそんなに大きくないのですぐに見終わってしまいますが、緑のなかにあって気持ちいいし、城は丘の上に建っているので眺望もいい場所です。
赤レンガは写真映えするってことで、モデルポーズをキメた人たちがあちこちで写真撮ってました。
建物の中に入って、当時ここに住んでいた人たちの生活の様子も知れます。
長崎のグラバー邸を思い出しますね、こっちは規模がかなり小さいですが。
木陰でゆっくりできて眺めも良く、いい場所でした。
淡水漁人碼頭で日暮れを楽しみながら台湾ビール
淡水紅毛城から、淡水漁人碼頭(フィッシャーマンズワーフ)へは歩くとちょっと遠いのでバスで。バス亭は城の近くにあります。
淡水漁人碼頭、ちょっとお高そうな立派なホテルがありました。
淡水や八里とはまた違った、漁港の雰囲気がいい感じ。
周りには海鮮レストランや、ビール・ちょっとしたおつまみなどを出す屋台も並んでいました。
海風が気持ちいい。
ここからそう遠くないところに海水浴場もあるみたいなので、夏はもっと賑わっているんでしょうね。(この日は2月)
漁港の縁石に腰かけて、唐揚げと台湾ビールで一杯。
ビールって結局こういう飲み方が一番おいしい気がします。
曇ってましたが、夕陽もギリギリ見れて満足。
淡水・八里・淡水漁人碼頭のあたりは、夕陽がきれいに見えるスポットとしても人気があるみたいです。
淡水漁人碼頭からフェリーで淡水へ
一杯飲んで満足したところで、淡水漁人碼頭からフェリーで淡水へ戻ります。
チケットは90元(約380円)
フェリー乗り場には行列ができてましたがそこまで長くはなく、フェリー自体も淡水と八里を往復したものよりちょっと小さいような。
料金もちょっと高いし、この区間をフェリーで移動する人は少ないんですかね。
かなりスピードを出してビュンビュン走ります。
フェリーからも淡水に着いてからも、再びきれいな夕陽が見えました。
淡水・八里・淡水漁人碼頭をフェリーとバスと徒歩で巡る旅。
台北から気軽に行ける1日観光にちょうど良く、郊外の雰囲気が味わえて海を見ながらのんびりできるので、ゆっくり過ごしたい人にもおすすめです。
海外旅行好きはみんな持ってる「エポスカード」
- 年会費無料カードのなかで海外旅行保険の補償内容がトップ(利用付帯)
- ケガ・病気に補償額最大270万円、携行品の破損に最大20万円の補償
- 補償額は合算されるので2枚目・3枚目のカードとしてもおすすめ
- オンラインからの入会で2,000ポイント
- エポスカードをわかりやすく解説
コメント