最近は、旅先で焼き物を買うことにハマっているわたし。
台湾にも「鶯歌」という街に、焼き物で有名な『鶯歌陶瓷老街』というエリアがあるということで行ってみました。
ちなみに「老街」とは古い街並みという意味で、清朝または日本統治時代につくられた街のこと。
現在は、それらの建物や街並みがお洒落にリノベーションされたりして、人気の観光地となっているところが多いです。
今回は「鶯歌陶瓷老街」と、そこからそう遠くない「三峡老街」という老街にも行ってみたので、あわせて紹介します。
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鶯歌陶瓷老街への行き方
台北と鶯歌の位置関係はこちら。
台北駅から鶯歌駅までは電車で1本、約30分ほどで行けるので、台北からぷらっと遊びに行くのにちょうどいい距離です。
台北駅から鶯歌駅までは電車で約30分
台北駅からは、新竹行き・苗栗行き・嘉義行きなど、南方面へ行く電車に乗ります。
- 所要時間:約30分
- 電車は20分間隔で運行
- 料金:31元(=約130円)2023年3月時点
- 台湾鉄道の公式サイトで乗換案内の検索ができる
切符を買ってもいいですが、悠遊卡というICカードを使うと便利です。
悠遊卡は空港や街なかのコンビニなどで購入・チャージができます。
駅から老街までは徒歩で約10分
鶯歌駅から鶯歌陶瓷老街までは700m、徒歩で10分ほどと少し離れています。
駅前にも陶器を扱うお店は何軒かあったので、チラ見しながら老街へ向かいます。
老街がある場所は坂の上で、ちょっとだけ歩くのがしんどいかもですが、着いてしまえば道は平らなので大丈夫です。
老街から少し離れたエリアにはごく普通の街並みが広がっていて、ご飯屋さんもたくさんありました。
このあたりで腹ごしらえをしてから老街へ行くのもいいかもしれません。
お昼過ぎから開店する店も多いので午後に行くのがおすすめ
わたしたちは午前中から行ったところ、シャッターが閉まっているお店がけっこうありました。
たまたまお休みなのか、もしくは閉店してしまっているのか……?と思ってたんですが、お昼を過ぎた頃から開き始めるお店がちらほらと。
単純に、午後から営業するお店が多かったみたいです。
鶯歌陶瓷老街の散策は、午後からのんびりと……という感じでいいと思います。
古い店・新しい店が混在する鶯歌陶瓷老街
鶯歌陶瓷老街は、こじんまりとしたエリアでそんなに広くはありません。
なので、気になった陶器があれば一旦保留しておいて、他のお店を見たあとでもう一度そのお店へ……ということも比較的しやすいです。
鶯陶瓷老街の街並み
鶯陶瓷老街は石畳になっていて、昔からある古い建物と新しい今風の建物とが混在し、味のある雰囲気でした。
このあたりをぐるっとくまなく歩いても、そんなに時間はかかりません。
昔ながらの商店といった感じのお店が軒をつらねているのもいい感じです。
エリア内にはいくつか窯があり、陶芸体験ができるところもありました。
ただ、作品の受け取りは後日日本に送ってもらうことになるので、ちょっと大変ではありますね。
新しくてわりと大きな『鶯歌光點』というショッピングモールもありました。
老街にショッピングモールというのもちょっと意外。
主に工芸品やアート作品などが展示・販売されている建物で、フロアはとてもきれいでした。
ただわたしは正直、ここに展示されていた物に関しては全くピンと来ず……(笑)
トイレ休憩や、暑いときに涼むのにちょうど良い場所ではあります。
売られている陶器はほとんど茶器
Googleマップの口コミにも書かれてましたが、このエリアで売られている陶器のほとんどが茶器でした。
日本の焼き物街のように、皿・丼・小鉢などいろんなお皿がある……という感じではないので、その点を理解していかないとがっかりしちゃうかもしれません。
茶器と一緒に茶葉を売っているお店もいくつかありました。
茶器・茶葉の販売と、カフェ営業をしている今風のお洒落なお店があったり。
携帯できる茶器というのもいくつかあったりして、どれもかわいいです。
茶器以外だと、壷や花瓶などが多かったような。
あとは、とにかく高級そうな置物などの芸術作品系。
こんなの誰が買うんだ……?と思うような謎の置物を熱心に見て、何やらお店の人と話している方もいたので、やはりお金持ちは買うんですかね、謎の置物。
日本製のものも多いので注意
なかには、茶器以外のお皿がたくさん並べられているお店も何軒かありましたが、よくよく見るとけっこう日本製のものがたくさんあります。
これ日本の居酒屋で見るような皿だな?と思ってお皿の裏を見ると、メイドインジャパンと書いてあったり、○○焼(日本の地名)と書かれていたりしました。
茶器はだいたい台湾製だと思いますが、お皿系は日本製のものが多いので注意してください。
『Teaday 喝茶天茶家食堂』で台湾茶を飲んでリラックス
老街の入り口に『Teaday 喝茶天茶家食堂』というお洒落なお店がありました。
1階は、現代的でおしゃれな茶器や茶葉などを売っている店舗。
そして地下1階へ降りていくと……
これまた素敵な雰囲気のカフェレストラン。
席数が多く、食事もお茶もどちらもゆっくり楽しめる空間になっていました。
気持ちよさそうだったのでテラス席に座ってみると……平日の昼間だからか、おばさまたちでかなり賑わってました。笑
食事メニューを見ると、オススメ印がついている牛肉麺は390元(=約1,700円)とちょっとお高め。
屋台だと牛肉麵はこの半額以下なんだよなぁ……などと思いつつ。お洒落なお店はやっぱりふつうに高いです。
そしてお茶は、茶葉を選ぶとティーポットにたっぷり入ってきます。
カップは2つまでもらえるので、1つ茶葉を選べば2人でシェアできる、という方式でした。
せっかくだからと、一番高い400元の烏龍茶を注文。(約1,760円)
店員さんがティーポットにお茶を入れた状態で持ってきてくれて、少なくなるとまた継ぎ足してくれます。
干菓子はどれも日本の物とは食感も味も微妙に違った感じで、素朴な味がおいしかったです。
店員さんもみんな親切で感じが良く、ゆっくりのんびりとお茶の時間を楽しめました。
鶯歌駅前のお店『風清堂』で茶器を購入
老街にあるお店をくまなく見て、何を買おうか迷った結果……量産タイプの安い茶杯を買った以外に、コレだ!という物が見つからず。
結局、鶯歌駅前の「風清堂」というお店まで戻ってきました。笑
駅から歩いて老街に向かう途中でこのお店をちょっとのぞいたときに、かわいい茶器が多くてなんとなく雰囲気もいいなぁと思って、気にはなってたんですよね。
わりと小さなお店なんですが、置いてある茶器が全体的にわたし好みで、しかもお値段もそこまで高くない。
ということでここでも再び散々悩んだ挙句、黄色い梅模様の小さな急須をこちらで購入!
老街で買った1つ100元(約440円)の、金魚が泳いでいる茶杯と合わせてみました。(青い皿は以前に福岡駅構内で購入した波佐見焼)
急須と茶杯はセット売りされている物が多いですが、それぞれ別々で買えたりすることもあるので、気に入った物があればお店の人に聞いてみましょう。
日本語が話せる店員さんがいるお店もちょこちょこあります。
▶風清堂
少し足を伸ばして三峡老街も行ってみた
鶯陶瓷老街をひととおり観光したあと、まだ時間に余裕があったので鶯歌駅からバスで約20分ほどのところにある三狭老街まで行ってみました。
今は本当にGoogleマップがすごくて、行き先を入力すればバスの番号や遅延情報までリアルタイムでわかるので超便利です。
ちょうど夕暮れ時に行ったら、赤いレンガ造りで統一された建物が夕陽を受けて、何とも言えずレトロないい雰囲気!
両脇には飲食店やお土産屋さんなどがずらりと並び、昔ながらの雰囲気はそのままに、観光エリアとしてもかなり整えられているような感じです。
何軒かのお店に、看板猫がいたのもかわいい。
どこを切り取っても絵になる感じで、数ある老街のなかでも人気のスポットなんだとか。
でもその割には地元の人たちが多いような印象で、観光客がまだ戻ってきてないのかもしれません。
老街の近くには立派な三峡祖師廟もあり。
ゆったりと流れる三狭河の方へ歩いていくと、どこからともなく臭豆腐の匂いがプーンと漂ってくるのも台湾って感じでいいですね。
ここからは、またバスを使って台北へ戻ります。
台北市内から約30分ほどで行ける、鶯陶瓷老街と三狭老街。
気軽に行けてどちらもいい雰囲気の場所なので、合わせて観光してみてもいいと思います。
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