SGオーシャンカップの4日目と準優勝戦が行われる5日目、「常に滑る」と書いて常滑にやってきました!
なぜ優勝戦の日に行かなかったのか?というと、その日は平和島競艇場でペアボートがあったから……。
優勝戦は平和島でペアボートが終わったあとに、場内のモニターで観戦しました。
でもまぁ優勝戦がおもしろいのはもちろんなんですけど、それぞれの勝負駆けがある4日目と準優勝戦が行われる日が、全体としては一番見ごたえあるよね!
と思っているので、今回の3連休のスケジュール「とこなめ・とこなめ・平和島」というのは、なかなか完璧だったんじゃないかと。
常滑、みっちり2日間楽しませていただきましたー!
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常滑競艇場の水面特徴
常滑競艇場の公式サイト<水面特性&コース別入着率>から引用させていただきます。
【水面特性】
伊勢湾の東岸に位置するボートレースとこなめ。
海水だが外海とは水門で隔てられており、干満差はない。また、プール自体も比較的広大で、スピード感満点のレースが堪能できる。
水面次第ではあるが、穏やかなら、内でも握って回れるためインが強いのも特徴。近年は1着率50%を超えている。
その一方で、選手からスタートが届かないという声も多い。現行の出力低減モーターが導入されて以降、顕著になっており、スタート勘をいかに早くつかむかが勝負の別れ目だ。
【季節別の傾向】
- 春… 年間を通じても、最も風向きの変化が激しい時期。スリットがバラつきやすいため、思わぬ高配当が飛び出すことも多い。
- 夏… 高温時は回転が上がりづらく、一般的にはスロー不利となるが、風自体は穏やかなため、スタートがそろってむしろインが有利になりやすい。
- 秋… 春に近い傾向だが、春よりは日ごとの変化が少ない。ただ、雨の翌日は向かい風になりやすく、ダッシュ組が台頭する。
- 冬… 季節風(北西)の影響をもっとも強く受ける時期。安定板を装着すると内が有利となるが、付かない程度の風だとイン壊滅となることも。
【地元選手が教える常滑の水面特性】
- コース幅が狭いのでスタートがそろうと2・4コースが不利
- 本番ピットが長いので、うまく出走しないとボートが当たってピット離れが遅れる。そういう意味では慣れている選手は有利
- 展示タイムはズバ抜けて良い悪いがなければ、アテにしなくてよし
- 向かい風が吹くと2マークでの順位の入れ替わりが激しくなるので要注意。なので、展示時に風が吹いていても2マークでちゃんと乗れている人が買い
常滑競艇場の中のようす
常滑駅から歩いても5分ほどの距離にある常滑競艇場。到着してみてびっくり、めっちゃ地味!!
遠くから見ても、「とこなめフーズ」という会社か工場の建物かと思うほど、古くて地味な外観です(笑)
そんななか、トコタンの存在が場を明るくしてくれてますね。
さてさて、それでは場内を探索。
1階一般席エリア
東入場口を入ってすぐ右手側が、総合案内所とロイヤル席入場券売り場になっています。
まずはここで写真撮影の許可を…と思い声をかけると、なにやら別室に連れていかれました。
連れていかれたのは、総合案内所からすぐのところにある「常滑警察署 競艇警備本部」と書かれたこの部屋。
扉の雰囲気といい、なんかちょっとコワい感じだな……と思いながら入ると、ニコニコしたおじさんが出迎えてくれました。
わたしが東京から来たということを知ると、これまたニコニコしながら「東京からっていうと…誰の応援?」と気さくに話しかけてくれて嬉しかったです。
総合案内所の横にある「情報センター」
あぁ、ここにも田中圭のパネルが……と思ったら
右の等身大?パネルは「常滑の大スター」こと、池田浩二選手でした!
さすが、常滑では田中圭より池田浩二!カッコいい!
この部屋にはパソコンがあっていろんなデータが見れるのと、トコタングッズなどの販売をしています。
Tシャツ900円は安い!
「情報センター」の横には「女性こどもルーム」があります。
広い部屋で、おもちゃと絵本などが少しある程度。ただほんとにちょっと親子が休める部屋、って感じでした。
コインロッカーは500円の返却式で、1階と2階のロイヤル席エリア、3階有料席(マリンシート)エリアの中にそれぞれあります。
入り口から水面に向かう途中のところにある「池田浩二メモリアルコーナー」!
現役の選手を一人だけピックアップして、こんなふうに特別コーナーを設けていろいろ展示しているところは初めて見ました。
池田浩二選手が、地元でいかに大スターとして扱われているかが伝わってきますね~。
その横ではちょうど、1Rの勝利者インタビューが行われていました。湯川浩司選手はこの日、2走目も1着獲って準優に乗りましたね!
1階の投票フロア。
場内はけっこう古い感じで、普段はお客さんもそんなに多くないのかな?と思ったんですが、意外にも予想屋さんがたくさんいてびっくり。
2階にもそこそこの数いらっしゃいました。
そして、1階フロアにこんなにたくさんイスが置かれている場というのも珍しいんじゃないでしょうか?
なんか病院の待合ロビーみたいな雰囲気(笑)
外のスタンドにもけっこうイスがあって観戦しやすそう!と思いましたが、屋根がないから雨の日は無理だし、晴れている日は日が当たって暑いかも。
スタンドから見る水面は、少し見下ろす感じになっていて、それがわりと見やすいです。
1マークの方向には、セントレア空港から離着陸する飛行機が見え、2マークの方向には名鉄の電車が見えるという、なかなかおもしろい立地ですね。
この日はあいにく、小雨がパラつく天気でした。
電光掲示板は2連単・3連単のオッズがどちらも表示されているのはいいですね!
ただ欲を言えば、3連単のオッズの方を大きく表示してほしいですけど。
あ!こんなところにも大スター池田浩二選手の存在が……。
常滑の池田浩二推しがすごい。
2マーク側ぎりぎりまで行くと、ピットとその上を走る電車もよく見えます。
2マーク側には屋根付きのテーブル席がありました。このスペースがある場ってちょこちょこありますけど、いいですよね~これ。
そしてその裏側には「なかよしひろば」という公園のようなスペースがあります。
「なかよしひろば」の入り口でどどーん!と出迎えてくれるのは、どでかい招き猫。こういうセンスきらいじゃない。
舟券が当たりますように……とお祈り。
招き猫にはちょっとびっくりしたけど、中はふつうの公園です。
公園のはじにはボートも並んでいて、子供たちと全く同じ行動をとるおじさんとおばさん2人。
この公園のすぐ横は、JLCの人たちが取材のために出入りする部屋になっていて公園からまる見えだったので、セキュリティ的にちょっと心配になりました(笑)
イベントなどが行われるトコタンホールは1マーク側。ここもわりと設備が簡素な感じでした。
1マーク側はイスが少なく、階段に座っている人も多かったですね。ここも屋根がほぼないも同然なので、雨や日差しが厳しいですね~。
1マーク側の真上、2階にあるのがロイヤル席になります。
1マーク側からはターンのようすがすごく見やすくて良い!てか、あれ?4号艇どこ行った(笑)
全24場の中でも比較的広々とした水面で、スタンドから水面もわりと近くて見やすいのでよかったです!
お食事処
1階にある飲食スペースをまとめて紹介していきます。
レストランというより「お食事処」と言った方がふさわしい雰囲気の、1階にある飲食スペース。席の両側に5軒のお店が並んでいます。
全国ボートレース場B級グルメ大賞1位、「とり伊」のどて丼
「とり伊のどて丼」って有名なんですねー。
まずこのメニュー札の感じがたまらないし、値段も安い!
SGレースということもあって、お店の前には長~い行列ができていました。
一般レースだとさすがに並ばずに食べれるんでしょうかね。
どて丼のお味については後で詳しく書きます。
「ジョイント」
麺と丼のお店のようですが…ここも安い!!どのメニューもワンコインで食べられちゃうのは東京都民からするとうらやましい限りです。
「きんちゃんラーメン」
ここも少し行列ができていました。なんかこの看板はひかれるものがあります。
しょうゆラーメン・みそらーめん共に500円と、ここもワンコインで食べられるのがすばらしい。
こちらのラーメンについても後で詳しく。
福祉の店(食堂)
常滑の場内には、「福祉の店」という名前で他に売店もありました。
おでんがメインなのかな?もうちょっとだけ食べたいときや小腹がすいたときに良さそうです。
「キャニオン」
競艇場の中に、こんな喫茶店みたいな感じのカウンターのお店があるって珍しいしいいですね!
さすが喫茶店文化のある愛知県!
お店の中には選手や有名人のサインがズラリ。
店頭にはお持ち帰り用のサンドイッチや焼きそばなどが売られています。あんバターサンド、ついつい買っちゃいました。
ここの名物はカツカレー、ということでそれについては後で詳しく。
投票フロアの、1マーク側と2マーク側のちょうど真ん中あたりにある「福祉の店」の売店。
お弁当やパン、ホットスナックに和菓子など、どれも安いです。
2階
2階には一般席エリアと、レディース・カップル席(無料)、ロイヤル席があります。
一般席エリア
1階東側入り口を入ってすぐのところにあるエスカレーター、もしくは階段で2階へ向かいます。
エスカレーターを上ったところにある広いスペースにはいろいろな展示が。
まずはボートがあるのはもちろんですが…
わりと大きいサイズの、手作り名古屋城!すげー!
よくよく見ると数字にチェックが入っていたりするので、使用済みのマークシートを使って作ったってことなんですかねー?
かなりの力作です。
そして、常滑が焼き物の町だってこと、常滑に来るまで知りませんでした!
常滑焼をアピールする大皿が、ボートと名古屋城と並んで展示されています。
こうやってちゃんと地元をアピールする姿勢はなんかいいですね。
2階の一般席エリアの投票所。
写真は朝イチのものなのできれいて当たり前なんですが、なんとなく常滑は、ハズレ舟券やマークシートなどのゴミを床に捨てる人の割合がすごく少ないように感じました。
戸田とか、席の周りがゴミだらけ、ってことよくありますからねぇ。
一般席は木のイス。床を見ると、ちょっと老朽化してるかなぁ、という感じです。
2階からでも水面やスタンドが、かなり近く感じられます。
モニターはなく、水面の向こう側の大きな電光掲示板でオッズを見ます。
2連単より3連単の表示を大きくしてほしい!
1マーク側のはしっこにある「ハンバーガーショップ」
そのたたずまいと、「ハンバーガーショップ」のフォントの昭和感がいいです。
「ハンバーガーショップ」と言いつつ、五目ご飯やおいなりさん、ちくわなどを売ってるところもまたいい感じ。
この「ハンバーガーショップ」の前は休憩スペースになっていて、窓際にもイスとテーブルが設置されてます。
この窓際の席を定位置としているお客さんが一定数いそうだなぁと思ったり。
窓際からの景色を見てみると、2マーク側は見えますが1マーク側は有料席が張り出しているために全く見えず、残念。
それでもなんかひかれるこの席…。
お食事処「家紋」
常滑競艇場のHPに、「おすすめは刺身定食!」って書いてあったけど、場でお刺身を食べる気にはあまりならないかな……。
旅打ちだと特に、やっぱり「どて丼」と「カツカレー」いっちゃいますよね。
1階のお食事処がほとんどワンコインメニューなのに比べ、ここはちょっとお値段お高め。
とは言え、定食としては普通の値段ですけどね。
1マーク側の売店。
ひっそりとした雰囲気だけど、なにげに品ぞろえは充実してます。
常滑の売店の特徴としては、五目ご飯などの味付きご飯と、はんぺんやちくわなどの練り物が定番商品である、ということを発見しました。
レディース・カップル席・ロイヤル席
2階のレディース・カップル席(無料)とロイヤル席(1000円)については、こちらの記事に詳しく書いてます。
3階有料席(マリンフロアー)
3階席は有料席のみのフロア(マリンフロアー)で、座席数1040席・300円。
値段も安くて席数も多い、利用しやすい席になっています。
ロイヤル席との違いは、イスがロイヤルよりは簡素であることと、席にモニターがついていないことです。
でも300円の席なのに、フリードリンクがついているのはすごい!
常滑グルメと言えばとり伊のどて丼と、「キャニオン」のカツカレー
ではでは、ボートレースとこなめのグルメを紹介していきます。
「全国ボートレース場B級グルメ大賞1位」ということで大人気のどて丼。
午前中からすでに行列ができていたのでお昼時はヤバいことになると予想し、ちょっと早めに昼食をとることにしました。
どて丼とテールスープのセット(550円)
安い!
見た目はまぁふつうのもつ煮丼って感じ?と思いましたが……口に入れた瞬間に「これはッ……!」と目が覚めました。
確かにめちゃくちゃウマい。
まず、ちょうどいい濃さの甘めのタレがよく染みこんだ、柔らかいもつがウマい。
そして、タレが米にきれいにまとわりついて、タレともつと米の一体感がハンパない…!
平和島のもつ煮込み丼もじゅうぶんおいしいけど、平和島にはないタレと米の一体感が「とり伊のどて丼」にはある……!
これは文句なしに優勝だな、という味でございました。
テールスープもおいしいし、次回は串カツをトッピングしたいと思います。
そして「きんちゃんラーメン」のしょうゆラーメン500円。
これも安いし、提供も早い!
予想してたよりスープの色が濃いめで、「昭和のラーメン」って感じのたたずまいがいいですね。
レンゲがないので、丼に直接口をつけてずずず……とスープをすすると、ちょっと油っぽい感じ。
細ちぢれ麺なのはわたし好みだけど、スープが「おいしい!」とも「まずい!」とも言えない、なんとも言えない味……。
でもなんとなくまた食べたくなるような?
ちょっと1回食べただけでは評価できない、不思議な味でした(笑)
そして2日目は「キャニオン」で名物のカツカレーを。
と思って来てみたら、芸人の永島さんがはじっこに写り込んでいたことにあとから気づきました。
実は永島さんは、去年の蒲郡ダービーのときも東横インでお見かけしており……「東横インに泊まるのかー」と驚いた記憶が(笑)
なんてことはさておきカツカレー。
カツカレー(800円)
はい、見た目完璧!
立体感のある厚くて大きなカツが立派で、カツの下のご飯にもちゃんとルーがかかっていて、ルーの量も申し分なし!
見た瞬間に、「これはいいカツカレー」とわかるやつです。
そして食べたら衝撃!カツが思った以上にぶ厚い!そして柔らかい!
けっこうあちこちの場でカツカレー食べてますが、断トツの厚みとボリュームのあるカツです。
ルーは甘めで、パンチはないけど優しい味。
このボリュームと完成度で800円はすごい!!
ちなみにこの日、わたしたちは11時半頃に二人でカツカレーを注文したんですが、「カツこれで終りねー」とおばちゃんが言っていて、「えっ⁉わたしたちでもう売り切れ⁉」ってなりました。
間に合ってよかった…。
SGのときじゃなくても、普段からわりと早めに売り切れることもあるみたいなので、食べたい人はお早めに!
テイクアウトもできるみたいです。
旅打ちの結果と反省
実はわたくし3月に万舟を3本当ててから長い間、フルボーズが続くなど、大きく調子を崩しておりました。
万舟を狙った無茶な予想をしたり、点数を絞ってヒモをはずしまくったりと、高配当を求めて買い方がかなり乱れていたんですね~……。
そして、どうにか調子を取り戻したい!!!と意気込んでやってきた常滑。
2日間で、無事に約15000円のプラスで終えることができました~!しかもひさびさに万舟1本ゲット!
勝因は、イン逃げが多く予想がしやすかったことと、万舟狙いの無茶な予想をしないで、オッズが低くてもちゃんとイン逃げ予想を買えたこと。
だと思います。
「この買い目じゃつかないし、それならこっち買った方が夢がある!」とか言ってると負けるから、それやっちゃダメ、ゼッタイ。
ってことを常滑で再確認できたことはよかったです。(でもまた懲りずにやる)
ちなみに彼氏は、プラス150円でフィニッシュ。
なんにせよ、負けないで終わるってのは大事だしいいことです!!
常滑競艇場へのアクセス
【電車】
- 名古屋駅から名鉄常滑線、特急で30分・急行で40分で常滑駅着。常滑駅から徒歩5分。
- 中部国際空港駅から名鉄空港線、5分で常滑駅着。常滑駅から徒歩5分。
わたしが行った日はSGオーシャンカップ開催中でお客さんが多いので、無料タクシーが駅前から運行していました。
普段は、無料バスなどは出ていないようです。(常滑駅から場までは徒歩5分と近い)
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コメント
こまさん、こんばんは。
今回の旅打ちブロブもとても楽しませていただきました。
ありがとうございます。
常滑、いつか行ってみたいです。
どて丼、とてもおいしそう。
舟券の買い方についての反省は、
大いに同感します。
つい、大きな金額を狙ってしまうのは、
私も同じです。
でも、誰かが言ってましたが・・・
舟券は確率の高い舟券を地道に買うほうが、
結局は勝てる・・・と。
地道に固くやっていこうと思います(笑)
それにしても、池田浩二の人気は半端ないですね~。
わたしは柳沢君推しでしたけど。
次は、甲子園・・・。
浜名湖も一度行ってみたい~
では、また!
月子
こちらこそ、月子さんからのコメントいつも励みになってます!ありがとうございます(^O^)
どて丼もカツカレーもおいしかったですよー!しかも安いし!
華やかさはないけど、常滑は全体的にいい場でした。
舟券はほんと、4月~6月までずーっと地を這ってましてですね……
狙いすぎて何度フルボーズをやらかしたことか(´;ω;`)ウッ…
今回は旅打ちでしかもSGということで、気持ちを新たにいけたのがよかったのかもしれません。
地道に固くいくのが大きく負けなくて一番いいんとは思うんですけど、それだとどうも面白くなくてつい無理目のやつを買いたくなるんですよねぇ(笑)
いかんいかん……。
柳沢選手推しってことは、優勝戦とりましたか⁉
わたしは次郎ちゃん推しでした(笑)
甲子園も行きたいですよねーーーー!
さすがに2週連続旅打ちはお財布的に厳しいんで行けませんけど……
お盆は実家の鳥取に帰るついでに、住之江に寄ろうかと思ってます。
お互い舟券がんばりましょ~~~。目指せ回収率100%超え!
ほいではまた!